キャブレターのオーバーフロー?

 

SJ10やSJ30でよく有るのですが

 車体が傾くと キャブの中のフロートが動いて

 フロート室内からガソリンが溢れ出す。

   特にキャブレターの形状から 左が下がる状況でオーバーフローは発生しやすい。 (フロートが開放される方向だから)

  でも、右に傾いた時は、下の矢印の管の方向性でガソリンが この管から出やすい方向にある。

      だから、どちらでも発生しやすいともいえます。

溢れ出すのは、赤い矢印の先端にある 管 から

 オーバーフローのガソリンをキャブレターに吸わせる為に元々設計されている。

 

 これに、ホースを20cm程 付けて

 

  簡単には吸わないようにしてしまえばOK

 

  でも、編集者ヨシズ渡辺のSJ10は この傾向が無い。

    傾いてもガスが入り込んで被りを出す事の経験も少ない。

 

フロート面のチェックと フロート室のチェックバルブを確実に整備してあれば それほど気にならないと思います。

  セッティング的に、フロート面が高くなった場合などには有効な手です。