44歳の長男を包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いで1日に農林水産省の元事務次官の熊沢英昭容疑者が逮捕された。
長男が家庭で暴力をふるっていたことなどが報じられ、ネット上でも多くの意見が飛び交っているのだが「事件を起こした理由」についても明らかになり、さらに物議を醸している。
■事件を起こした理由
その理由とは、「近くの小学校の音がうるさいと腹を立てた長男を父親がたしなめ、口論となった」こと。
先日川崎市の小学生が狙われた痛ましい事件が起きたばかりのタイミングで、その犯人と被害者の長男の『引きこもり』という境遇が似ているとの指摘もあった。
かつ警察に対し熊沢容疑者が「周囲に迷惑をかけたくなかった」と語っていることから、長男が事件を起こす可能性があると思い事件に発展したのではという声もあがっている。
■小学校の近くはうるさい?
しかし、小学校が近くにあるからといって子供に危害を加えたくなるほどの騒音があるのだろうか? 実際に小学校の横にある物件に半年間住んだことがある女性に話を聞くと、以下のコメントを得ることができた。
「私は日勤で土日休みの会社員だったので、平日はとくに気になるほどの騒音はありませんでした。しかし、風邪をひいて休んだときは登校時や体育の時間については、やはり気になるぐらいの音はありました。
また、休日も運動会などのイベントですと昼間はずっと騒がしいですし、そういう懸念はあると物件を紹介してくれた不動産業者も音のことは先に教えてくれました。
なので、一日中家にいる環境だったらストレスに感じる可能性は十分にあると思います。精神的に不安定な人なら、なおさらかもしれません」
女性の話を聞くかぎり、音については少なからずストレスを感じる環境であった可能性は少なからずあるようだ。