逮捕された元農水次官「息子から暴力を受けていた」[2019/06/02 17:35]
東京・練馬区の自宅で長男の胸などを包丁で刺したとして農林水産省の元事務次官の父親が逮捕された事件で、父親が「息子から暴力を受けていた」などと供述していることが分かりました。
熊沢英昭容疑者(76)は1日午後3時半ごろ、練馬区早宮の自宅で長男の英一郎さん(44)の胸などを包丁で複数回、刺して殺害しようとした疑いで現行犯逮捕されました。英一郎さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
2人を知る人:「(熊沢容疑者は)頭が切れそうですよ」「(Q.(息子は)仕事をしている感じは)やってない感じに見えたね」
その後の捜査関係者への取材で、熊沢容疑者が「息子から暴力を受けていた」などと供述していることが分かりました。取り調べに対して「口論になって刺した」などと容疑を認めていて、警視庁は家族間のトラブルがあったとみて当時の状況を調べています。