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慰安婦映画「主戦場」監督が反論 保守派に「承諾得た」

 旧日本軍の従軍慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」のミキ・デザキ監督が3日、東京都内で記者会見を開いた。慰安婦制度に問題はなかったとする立場で映画に出た学者ら7人が「学術研究だとだまされて商業映画に出演させられた」と抗議していることについて、「映画公開は承諾書で合意を得ており、問題ない」と反論した。

 公開中の「主戦場」は、日系米国人で、製作当時上智大大学院生だったデザキ氏が、日米韓の30人以上にインタビューを重ねてつくった。出演者の一部は5月30日に記者会見し、「われわれ保守をたたくプロパガンダだ」と抗議。保守派7人の連名で上映中止を求めた。

(共同)
 

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