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甘やかされ体質の俺は、今日もお母さん勇者にめちゃくちゃ世話を焼かれ、猫耳のお姉ちゃん獣王にも死ぬほど溺愛されています。 作者:猫正宗

第5章 現地の世話焼き妹編

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38 雌犬捕獲作戦・成功編

 マリエラのシエル捕獲作戦は難航を極めた。


 眠らせたユウクスを囮にしてシエルを捕まえようとすると、どうやっても先に当のユウクスを襲ってしまうのである。


 作戦に根本的な問題があることは、もはや明確だ。


 そう考えたマリエラは、新たなアプローチで作戦を練り直した。


 ◇


 夕食後。


 マリエラはライラを自室に呼び出していた。


「お母さん。

 聞いて欲しい」


「どうしたのマリちゃん。

 あ、今日も作戦実行しちゃう?

 昨日はマリちゃんにユウくん取られちゃったけど、お母さん、今度は負けないわよぉ。

 でも最近シエルちゃんってば、ユウくんに睡眠薬を盛ってくれないのよねぇ。

 どうしたものかしら……。

 あ、そうだ。

 お母さんが子守唄でユウくんを寝かしつけましょうか?」


「いや、眠らせない。

 何度も失敗してわかった。

 この方法じゃ、あの狡猾な雌犬は捕まえられない」


「うーん……。

 そうねぇ。

 シエルちゃんもすっかり警戒しちゃってるみたいだし。

 じゃあどうするの?

 もう作戦は諦めちゃう?」


「諦めない。

 あたしに考えがある。

 ちょっと耳を貸して。

 ごにょ、ごにょ……」


「ふむふむ。

 あらあら?

 まぁまぁ!

 それはいいアイデア……なのかしら。

 うーん。

 もしかすると、ユウくん怒っちゃわない?」


「大丈夫。

 きっとユウならわかってくれる。

 これも全部、雌犬の悪事を暴くため。

 つまりはユウを思ってのこと」


「う、うーん。

 そうねぇ。

 でもぉ……」


 渋るライラにマリエラが焦れてきた。


「ならお母さんは参加しなくていい。

 全部あたしひとりでやる」


「わ、わかったわよぉ。

 お母さんもやるわ。

 でもユウくんが怒りそうになったら、お母さんすぐにやめますからね」


「それでいい。

 きっとユウも、気持ちよくなっちゃって、怒るどころじゃなくなる」


「オッケーよ。

 じゃあ具体的に作戦を詰めましょうか」


「ん。

 まず最初はあたしがごにょごにょして……。

 その次にお母さんが……」


 密室に母と娘のひそひそ声が消えていく。


 こうしてマリエラ発案の新しいシエル捕獲作戦が、実行に移される運びとなった。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 気付くと身動きが取れなかった。


「な、なんだこれ⁉︎

 俺、どうなって……」


 どうやら俺は、自室のベッドに大の字にされて括り付けられているようだ。


「くっ……。

 全然動けない。

 そ、それになんだ、この格好は。

 素っ裸じゃないか!」


 ベッドの四隅に手足を括り付けられた俺は、一糸纏わぬ姿に剥かれていた。


 羞恥から局部を隠したくなるが、縛られていては、それも叶わない。


「ん……。

 んん……」


 誰かのくぐもった声が聞こえた。


 首を捻ってそちらを眺める。


 すると部屋の隅に、椅子に縛り付けられ、自由を奪われたシエルがいた。


「んん?」


 どうやら彼女も、今の今まで気を失っていたらしい。


 状況が掴めないとばかりにキョロキョロ室内を見回してから、ベッドで裸にされている俺に目を止めた。


「ん⁉︎

 ほんんひゃん⁉︎」


「シ、シエル⁉︎

 お前までどうして!」


 シエルは俺とは違い、ちゃんと服を着ていた。


 だが代わりに猿轡を噛まされている。


 彼女は裸に剥かれた俺を見つけるなり、身動(みじろ)ぎするのをやめて、ガン見してきた。


「ちょ、おま!

 シエル!

 こっちみたらダメだって!

 向こうむいてろ」


 だが彼女は言うことを聞かない。


 目を見開き、鼻息を荒くしながら、特に俺の局部に視線を集中させてくる。


「だ、だめだって……。

 お前……。

 そんな見たら……」


 妹同然に思い、可愛がってきたシエルに、局部を曝け出す。


 その羞恥に顔が赤くなってしまう。


「あ、あ……。

 ちょ、ちょっと。

 あれ?

 ま、待ってくれ……」


 むくむくと相棒が起き上がってくる。


 止めようとしても止まらない。


 やがて俺の股間には、巨塔(見栄っ張り)がそそり立ってしまった。


「んんー⁉︎

 んんんん……」


 なぜかシエルが興奮している。


 ……死にたい。


 恥ずかし過ぎて、死にたい。


「はは……、はははは。

 ……殺せ。

 ……いっそ殺してくれ」


 情けないやら恥ずかしいやらで、感情はめちゃくちゃだ。


 でも俺は気付いていた。


 背徳感にも似た快楽が、わずかに俺のなかにあって、それが俺をそそり立たせたのだ。


 ギンギンに膨らんでビクビクと脈打つ俺自身を通じて、そんな興奮をシエルに見透かされているような気がした。


 ◇


「あらあら、まぁまぁ。

 ユウくんったら、立派にしちゃって……。

 ちょっと妬けちゃうわね。

 うふふ。

 まぁいいわ。

 それで、もうそろそろいいわよね、マリちゃん」


「ん。

 準備は万端」


 ライラさんとマリエラの声がした。


 暗がりに身を潜めていたふたりは、姿をあらわすなり、括られた俺のもとまで寄ってくる。


 ベッドは月明かりに照らされている。


 ライラさんもマリエラも、裸身だ。


 そのままベッドに上がってきたふたりは、右側にライラさん、左側にマリエラと両側に別れてから、しな垂れ掛かるように、俺にのし掛かってきた。


 ライラさんの白い指先と、マリエラの褐色の指先が、左右から俺の敏感な部分を刺激してくる。


「あっ!

 だ、だめです。

 シエルが……。

 シエルが見てるぅ」


「あは♡

 ユウくんってば可愛い声で鳴いちゃってぇ。

 お母さん、指が止まらなくなっちゃう。

 えいっ。

 このこのこのぉ。

 んふふ……」


「ぅ……。

 あふっ!

 や、やめてくださいライラさんっ。

 あ、あ、あ。

 シエルが。

 シエルが……!

 マリエラぁ」


「やめない。

 これはシエルに見せつけている。

 そういう作戦。

 だからユウは、もっと喘いで思い切り気持ち良くなって。

 えろ……。

 れろれろれろれろ」


「んはぁ!

 だ、だめだマリエラ!

 そんなとこ舐めちゃ!

 あはぁん」


「れろれろ……。

 ちゅー、ぱ!

 んふぅ。

 そんなとこって、どんなとこ。

 ここのこと?

 ん、ぱく……。

 んっ、んっ、んっ、んっ……。

 ちゅぱっ。

 んふ♡

 ユウ、おいしい」


「あ、あ、あっ!

 だ、だめだよマリエラ!

 そんなっ。

 くっ……。

 あはぁ!」


「もうっ!

 ユウくんってば、お母さんのことはほったらかし?

 ダメよ?

 こっち向いて。

 お口を開きましょうねー。

 はい、どうぞ。

 ……あんっ。

 あっ、あっ。

 やっぱりユウくんに吸い付かれると、お母さん腰がガクガクしちゃうぅ……。

 あはぁん♡」


 ◇


 月明かりに照らされたベッドのうえで、俺たち3人は汗だくになりながら重なり合う。


 シエルは片時も目を離さず、その様子をじっと眺めていた。


「ん……。

 んん……ッ!」


 椅子に括り付けられ、自由を奪われた彼女は、もどかしげに内股をもぞもぞさせている。


 マリエラは鼻をクンクンさせながら、頬を赤らめ、瞳を蕩けさせたシエルを満足そうに眺めた。


「くんくん……。

 すごい発情の匂いがする。

 もうじゅうぶん。

 お母さん、ユウからいったん離れて。

 計画を最終段階に移す」


「んふぅ。

 もうちょっとだけぇ……。

 ちゅー、ぱっ!」


「んはぁ!

 ラ、ライラさぁん……っ」


「盛るな。

 いいから早く離れる」


 俺に吸い付いていたライラさんが、無理やりマリエラに引き剥がされた。


 彼女はライラさんを捕まえながら、俺に語りかけてくる。


「ユウ。

 いまからシエルの……、雌犬の本性をみせる。

 しっかりと見ていて。

 これがこの女の正体」


「はぁ、はぁ……。

 ……?

 どういうことだ。

 作戦の最終段階って?」


 たしかマリエラは、シエルが盛りのついた雌犬だと証明すると言っていた。


 そのことと関係があるんだろうか。


「簡単な話。

 今まであたしたちは、隠れてシエルをおびき出してから、盛った現場を取り押さえるつもりだった。

 でもそれはうまくいかなかった。

 だから隠れるのをやめた。

 発想の転換。

 まず正々堂々と、あたしたちとユウが致してるところをシエルに見せつける。

 するとこの雌犬は必ず盛る。

 すごく盛る。

 あとは我慢できなくなったシエルが、勝手にユウに襲い掛かる。

 そしたらユウも、この女の本性がわかるはず。

 これが新作戦の概要。

 もうシエルはじゅうぶん過ぎるくらい発情した。

 すごい匂い。

 いまからシエルの拘束をほどく」


 話すだけ話してから、マリエラはつかつかとシエルに歩み寄っていく。


 彼女に噛ませていた猿轡を外した。


「はっ、はっ、はっ、はっ……。

 おにいひゃぁん……。

 もう。

 もう、わらしぃ」


 シエルは犬のように短い呼気を発しながら、蕩けた表情をしている。


 呂律が回っていない。


「うふふ……。

 シエルちゃんったら、すごい顔ねぇ。

 完全に出来上がってるじゃない」


「はっ、はっ、はっ、はっ」


「さぁ、雌犬!

 縄を解いてやる。

 思う存分、本性をみせるがいい」


 シエルが解き放たれた。


 ふらふらしながら、ベッドに繋がれた俺のもとまで寄ってくる。


「おにぃ、ちゃぁん……。

 わたし。

 わらしぃ……」


 シエルが服を脱ぎ捨て、ぐちゃぐちゃに濡れた下着をずり下ろす。


 粘着質でいやらしい液体が糸を引き、むせ返るような女の匂いが漂ってきた。


「お、おにいひゃんが、わるいんだからね。

 あんなすごいの、見せられたら……。

 わたし……。

 わらし、もうがまんなんて……!」


 少女だと思っていたシエルが、女の顔をしている。


 裸の彼女が、俺に跨ってきた。


「ま、待てシエル……!

 いまならまだ間に合う。

 お前は俺の妹みたいなもんじゃないか。

 兄妹でこんなことをするなんて……」


「……くすっ。

 おにいちゃん。

 そんなの、いまさらだよぉ。

 だってわたしたち、もう何度もこういうことしてるんだからぁ」


「なに……?

 そ、それって、どういう……」


「あは♡

 いまビクンってしたね。

 おにいちゃんのおにいちゃん、可愛い……。

 はっ、はっ、はっ。

 どういうことって、こういうことだよ。

 今から教えてあげる。

 ……いくね」


 シエルが俺の巨塔(見栄っ張り)を彼女自身にあてがって、一気に腰を下ろそうとした。


 その刹那――


「そこまでだ!」


 マリエラが止めに入った。


「っ⁉︎

 はなして!

 いやっ、いやぁ!

 挿れさせて。

 はなしてください、マリエラさん。

 はっ、はっ、はっ、はっ。

 ぅぅぅぅ……!」


「暴れるなシエル!

 どうだユウ。

 これがこの雌犬の本性だ!」


 呆然としてしまう。


 あんなに可憐で清楚だったシエルが、目の前で裸になって暴れている。


「ぅぅぅぅ……。

 おにいちゃん。

 おにぃちゃぁん!

 挿れたいよぉ……、しくしく」


「は、ははは……」


 女の人は怖い。


 俺からはもう、渇いた笑いしか出てこなかった。


ご連絡

エロシーンをぼかさずに追加したR18版を書いて、ノクターンのほうで連載しようと思っています。

ですのでちょっと更新頻度が下がります。


(追記)

ノクターン版、連載はじめました!



よければ下記のフォームから評価をお願いします。


ぽちぽちっと押すだけで簡単です。

どうぞ応援よろしくお願いします!m(_ _)m

↓アルファポリスに投稿してみました。
よろしければクリックだけでもよろしくお願いいたします。
cont_access.php?citi_cont_id=985265293&si

三分で読める短編です。
三十代後半からの独身読者さんの心を抉る!
転生前夜。孤独死。

他にもこんなのも書いてます。
どれも文庫本1冊くらいの完結作品です。

心が温まるラブコメ。
読後、きっと幸せな気持ちになれます(*´ω`*)
猫の恩返し ―めちゃめちゃ可愛い女子転入生に、何故か転入初日の朝の教室で、皆の前で告白された根暗な僕―

お手軽転移ファンタジー。
軽く読めてなかなか楽しい。
異世界で伝説の白竜になった。気の強い金髪女騎士を拾ったので、世話をしながら魔物の森でスローライフを楽しむ。

ちょいとシリアスなのも。
狂った勇者の復讐劇。
復讐の魔王と、神剣の奴隷勇者

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