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【首都スポ】

[大学ラグビー]“新世紀”迎えた名門・早大 選手層は大学屈指

2019年6月1日 紙面から

昨季のWTBからCTBに移った長田(右から2人目)は巧みなランとパスでWTB梅津(その左)らランナーを生かす存在に

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 早大の今季戦力 昨季の主力から卒業などで抜けたのはプロップ鶴川、フッカー宮里、WTB佐々木の3人。ライバルの明大、帝京大、慶大がエース級を多数送り出したのに対し、早大は斎藤主将や岸岡、中野に加え、WTB梅津(黒沢尻北)、フランカー幸重(大分舞鶴)ら下級生時代からの中軸組が4年生となり、経験を積んだ。

 さらに昨季1年生で大活躍したFB河瀬、昨季のWTBからCTBに移った長田、早実の後輩たちの花園出場で刺激を受けている3年生のナンバー8丸尾らが成長。早慶戦を欠場したSH斎藤主将やWTB古賀、FW下川らが復帰すれば、大学屈指の選手層になりそうだ。

<関東大学春季大会> 対抗戦とリーグ戦の各グループ前年度1部1~3位がA、同4~6位がB、同7、8位、2部1位が総当たりで対戦する。今季はAグループが対抗戦の帝京大、早大、慶大、リーグ戦の東海大、大東大、流通経大の6校で、東海大が現在3戦全勝。帝京大が3勝1敗、早大が2勝1敗で追っている。

 昨季の大学選手権王者・明大は、対抗戦で慶大と同率3位ながら直接対決で負けて4位扱いとなり、Bグループに入ったことで実力差のあるカードが多く、ここまで4戦全勝。明大は、春季大会の公式戦には含まれない招待試合では5月19日に春季大会全勝の東海大を40-24で撃破。6月2日には帝京大、同9日には早大と対戦する。

長野での「春早慶」試合前の校歌斉唱で、右からSO岸岡、WTB梅津、CTB中野

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