人間は、言葉よりも先に感情(体感)があるのです。 感情は、人類が言葉を使う以前から存在していました。 現代人は、「うれしい」とか「悲しい」とか、言葉によって感情を表現するので、まるで「言葉」が感情であるかのように思っています。 しかし、そうではなく、人間の感情が先にあり、それをみんなに伝わるように「感情の言葉」を作ったわけです。 ですから、「悲しい」というのは、涙が自然と出て胸が苦しくなる体感のことなのです。 また、「うれしい」というのは、体が弾んで飛び上がりそうな快感の体感のことですね。 さて、「悲しい」とか「つらい」とかいうようなネガティブな感情は、避けたいものです。 しかし、生きていると望まなくても、つらくて悲しい出来事に遭います。 発達障害や精神障害の方は、そのような悲しい経験をする可能性が高いです。 でも、私はみなさんへ伝えておきたいのです。 「深く悲しむ人」は、「大きく喜べる」ということです。 これは、先程に述べたように言葉のことでなく、全身からくる体感のことです。 感情というものは、「悲しみ」も「喜び」も根本が同じものです。 深く悲しむ能力がある人は、大きな喜びを感じる能力があるのです。 よく考えてみてください。 悲しめない人というのは、あまり人間味のない面白くない人ですね。 その点、悲しめる人というのは心がダイナミックで、人間的でおもしろい人なのです。 発達障害や精神障害でない人でも、深く悲しめることは、とても大事なことであると理解してください。 さて、大いに悲しみ、大いに喜ぶ、そんな人生を送りたいものですね。 |
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現実的には感情の起伏が乏しいです・・
2019/4/21(日) 午前 9:30 [ 石松 ] 返信する
> 石松さん
コメントをありがとうございます。悲しみを怒りに変えてしまわないように注意が必要ですが、悲しい感情は貴重なものだと思っています。悲しんでいる人に、大事なことをしているのだと伝えたいのです。
2019/4/21(日) 午前 10:05 [ サイコロ ] 返信する