大相撲夏場所で富山県勢103年ぶりの幕内優勝を果たした朝乃山(25)=高砂=が31日、故郷にがい旋した。地元メディアなどの取材に応じるために訪れた富山県民会館では、居合わせた約30人の地元民から大歓声を浴びた。
◆朝乃山に聞く
―富山は大盛り上がり。
「富山駅に降りた時は落ち着いてましたけどね(笑い)。でも皆さんに『おめでとう』と言ってもらえてありがたい」
―地元でやりたいこと。
「富山の水は一番おいしいと思っているので、飲みたいですね」
―恩師の浦山英樹さんへの墓前には何と報告したい。
「『おかげさまで優勝できました。満足せず頑張るので応援して下さい』と言いたいですかね」
―相撲をやっている子どもたちも注目している。
「目標とする力士は朝乃山と言ってもらえるようになっていきたい」
―名古屋場所の目標。
「名古屋が本当の正念場。横綱、大関と戦えると思うので、勝ち負け関係なく思い切りやりたい」