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【芸能・社会】

愛知・長久手に「ジブリパーク」 22年秋の開業目標、ロゴマークも発表

2019年5月31日 18時40分

ジブリパーク整備についての記者会見を終え、ロゴマークを手に笑顔を見せる(左から)スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、愛知県の大村秀章知事、中日新聞社の大島宇一郎社長=愛知県庁で(佐藤哲紀撮影)

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 2022年秋の開業を目指す「ジブリパーク」について愛知県は、「スタジオジブリ」と中日新聞社を加えた三者が連携、協力してパークの整備と運営に取り組むことで合意し、31日に発表した。県庁で行われた会見にはジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサー(70、名古屋市出身)が出席し、パークのロゴマークを初公開した。

 パークは長久手市の愛・地球博記念公園の機能や自然環境を損なうことなく、共存する形で整備される。22年オープン予定の「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」と約1年後に開業する「もののけの里」「魔女の谷」の5つのエリアでジブリの世界観を表現し、来場者は映画の舞台を実際に見て楽しむことができる。

 長い構想期間を経ての発表に鈴木さんは「一種の結婚のようなもので、今日が結納。マリッジブルーですが、前向きに頑張りたい」としみじみ話した。ロゴマークは宮崎駿監督(78)との共作であることを明かし、「ジブリの世界がこの中に入っている」と説明した。

 既存の施設を生かすことから、鈴木さんは「間を縫ってジブリのことをやる、新しい公園になる」と期待を込めた。パーク内のコンテンツについては「映画だけでなく、芝居とかもいろいろある」と構想の一端を披露した。大村秀章知事もアクセスとなるリニモ駅を「(ディズニーランド最寄り駅の)舞浜みたいに化粧直ししたい」と続き、盛り上がった。

 

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