【芸能・社会】小林幸子「田&殿」、収穫も入居も楽しみ 新潟でしょこたんと田植え2019年6月1日 紙面から
歌手の小林幸子(65)が31日、新潟県長岡市山古志地域(旧山古志村)で恒例の田植えイベントを行った。今年で13回目を迎えた「幸子田」での田植えには、親交があるタレントの中川翔子(34)がゲスト参加して盛り上げた。プライベートでは、新居となる「幸子殿」も完成間近。55周年の小林は「田植えも歌も、体力が続く限り続けます」と誓った。 田植えイベントは、新潟出身の小林が中越地震復興活動の一環として、地元の人たちの協力を得て始めた。地元の風物詩にもなり、今年も地元の小学生20人をはじめ約100人が参加した。 中川はかねて小林と親交があり、今回は7月公開のポケモン映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の主題歌「風といっしょに」をデュエットすることが縁で駆けつけた。 長靴にかさをかぶった田植えスタイルで田んぼに入った中川は、今回が田植え初体験。かがんだ姿勢でぬかるむ土と格闘しながら「腰と尻がつらい! でも、風が気持ちいい~!」などと、小林との“田んぼコラボ”を楽しんだ。 実は、中川の母親と小林は幼少時代に同じモデルとして活動した仲だった。小林は中川の田植えに手を貸しながら、「縁を感じますね。なんだか、しょこたん(中川)の母親のような気持ちになっちゃって」と笑った。 今年は令和を迎えての初の田植え。500平方メートルの田んぼを見渡しながら小林は「いい復興米が今年もとれてくれたら。秋が楽しみです。この田植えは体力が続く限り、復興や平和へのメッセージとして続けていきたい」と力を込めた。 今年はデビュー55周年イヤーとして、記念ツアーや台湾での公演を実施。6月には自著を発売するなど充実の1年に。また、デビュー記念日の6月5日には待望の新居「幸子殿」が東京都内に落成する予定で、60周年に向けての新たな拠点にしたい、と入居を心待ちにしている。 ◆NGT48を心配田植えには昨年、一昨年と新潟をベースに活動するNGT48のメンバーが参加した。暴行問題で揺れる同グループについて小林は「ものすごく心配です。騒動が収まるのを見守るしかないですけど、新潟の人たちを励ます姿を早く見せてほしい」などと話した。
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