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第6回 | あの人のオススメの車

橋本マナミさん「ゴルフデートのときに迎えに来てほしい車」とは

グラビアアイドルや女優として大活躍中の橋本マナミさんは、じつは芸能界きってのゴルフ好き。一時期は週1ペースでゴルフ場に通い、最高スコアは91というから腕前も相当なもの。毎週土曜日の朝に放送される関西テレビ『ゴルカツ。〜ゴルフで人生を楽しくしよう!』ではMCもつとめている。「ゴルフデートは大好き。大歓迎」という彼女に、「ゴルフのときに迎えに来てほしい車」を聞いてみた。

「男性とゴルフに行くと、より関係性が深まる」

「男性と一緒にゴルフに行くと、さわやかな感じで仲良くなれるんですよ。1日中、ほぼ一緒にいるし、ゴルフという共通の話題があるので距離が縮まるのが早いというか、より深い関係性を築けるんです」と、まずはゴルフデートの醍醐味を語る橋本さん。

「それに、ゴルフって性格がすごく現れるじゃないですか。たとえば、パットがなかなか入らず、機嫌悪そうにされたりすると、『あ、この人はイライラがすぐ態度に出ちゃうのかな…』とか。ゴルフは人間性が見れるところも面白いんです」

ゴルフデートでは男性にどんな車で迎えに来てほしいだろうか?

「セダンかSUVかのどちらかを選ぶなら、私はゴルフのときはSUVのほうがいいですね。やっぱりゴルフ場まで長時間、車に乗るし、クラブも積めるし、人数もたくさん乗れるじゃないですか。セダンは音が静かで、乗り心地もいいですけど、ゴルフってことでいえば、SUVのほうが適している気がしますね」

「ゴルフ帰りにマッサージを予約してくれたら最高」

橋本さんが考える理想のゴルフデートとは?

「やっぱりゴルフは荷物が多いので、どこかで待ち合わせるよりは家まで迎えに来てくれたほうが嬉しいし、好感度は上がりますね。それで、車中ではちょっと気分がアガる曲をかけてほしい。ここの選曲は大事です。理想はテイラー・スウィフトや、ワン・ダイレクション、ブルーノ・マーズとか。あんまりこだわりはないんですけど、わりと誰もが知ってるような洋楽がいいですね」

また、プレー中はさりげなくアドバイスをしてくれたり、茂みの中に入ったボールを一緒に探してくれると「ポイントアップ」だという。そんなゴルフ好きの橋本さんが、最後にゴルフデートの際の“裏ワザ”を伝授してくれた。

「ゴルフの帰りに『マッサージ寄っていこう』って、マッサージ店に行くと女性に喜ばれると思いますよ。1日中歩くので、足とか結構パンパンになるんです。そこで、ゴルフデートの最後にマッサージのお店とか押さえてくれていたら最高ですね」

「個人的に、オジサマは絶対にゴルフやったほうがいいと思います! 最近、ゴルフをやる女の子も多いし、ゴルフがうまい男性はカッコ良く見えますよ(笑)」

Text by Naoya Aoyagi(Seidansha)

Photo by Takao Okazaki

プロフィール
橋本マナミ プロフィール
1984年8月8日、山形県出身。身長168cm。スリーサイズはB86 W60 H88。関西テレ
ビ『ゴルカツ。~ゴルフで人生を楽しくしよう!~』、TOKYOMX『バラいろダン
ディ』など、紙媒体、テレビ等のレギュラー出演多数。

橋本マナミ最新写真集「接写」(幻冬舎刊) 、絶賛発売中 (税込3456円)
取材協力
スーパーカー シェアリング&レンタル「Noleggio」
好きなときにフェラーリやランボルギーニなどのカーシェアリング(年会費制)ができるほか、単発でのスポットレンタルも行う。
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第9回 | あの人のオススメの車

革命家のこだわり──スティーブ・ジョブズのBMW Z8

没後6年半余り。もしスティーブ・ジョブズが生きていれば、63歳を迎えることになる。この間、ジョブズについて多くのことが語られてきたが、カーガイが今気になるのは「ジョブズ亡き後のアップルがいつ、どんな自動運転車を作るのか?」ということだろう。あるいは「もしジョブズが生きていたら、どんなクルマに乗るのか?」かもしれない。彼はクルマにこだわりを持っていたからである。たとえば、ジョブズが所有していた愛車のひとつがBMW『Z8』だ。このスポーツカーは2017年12月にオークションに出品されて、世界中で話題になった。

ボンドカーにも選ばれた流麗なスタイリング、ジョブズが所有したBMW『Z8』とは?

今思えば、このクルマはiPhoneの登場を予感させるものだった。ご覧のBMW『Z8』は、スティーブ・ジョブズが2007年6月下旬に発表した初代iPhoneと同様に、アルミ製ボディを纏ったプロダクトだ。おまけに、オリジナルアクセサリーとして付属したのは、モトローラ製の携帯電話である。

『Z8』は1997年の東京モーターショーでコンセプトカーとして発表され、2000年から2003年まで生産された2シーターオープンのスポーツカーだ。

モチーフとなったのは、1950年代後半のBMWの名車『507』。『Z8』はスクリーンでも活躍し、2000年に公開された映画『007ワールド・イズ・ノット・イナフ』ではジェームズ・ボンドの愛車“ボンドカー”として登場している。

実際、その端正なスタイリングは、ジョブズよりボンドに似合いそうだ。加えて、心臓部に搭載したのはBMW『M5』(E39型)用の5.0L V8エンジンである。最大出力400psを発生し、0~100km/h加速は4.7秒を誇った。

落札価格は約3730万円、BMW『Z8』とアップルの製品哲学には共通するものがある

ジョブズがこの『Z8』を手に入れたのは2000年10月のこと。当時親交があったアメリカの大手ソフトウエア企業、オラクルのラリー・エリソン(元CEO、当時はCTO)に「『Z8』とアップルの製品哲学には共通するものがある」と熱心にすすめられたことから、新車で購入したのだという。

たしかに、シルバーのボデイカラーとブラックのインテリアのコンビネーション、パワフルなエンジン、無駄のないシンプルなボディラインは、のちのアップル製品を彷彿とさせる。

『Z8』の当時の価格は、約12万8000ドル(約1430万円)。ジョブズは3年間にわたって『Z8』を所有し、その後、あるオーナーに売却する。自動車オークションの最大手、RMサザビーズが2017年12月にニューヨークで開催したオークションにこのクルマを出品したのはそのオーナーだ。

出品された『Z8』の走行距離は1万5199マイル(約2万4460km)で、ジョブズの名前が記された登録証、純正ハードトップ、オリジナルアクセサリーであるモトローラ製の携帯電話も付属した。気になる落札価格は32万9500ドル。日本円で約3730万円となる高値が付けられたという。

メルセデス・ベンツ『SL55 AMG』にポルシェ『928』…ジョブズのこだわりの愛車

しかし、ジョブズの愛車として最も有名なのは、『Z8』ではなく、ナンバープレートのないメルセデス・ベンツ『SL55 AMG』かもしれない。

カリフォルニア州では、新車は「6カ月以内」にナンバープレートを装着しなければならないと車両規則で定めている(2019年から購入時に仮のナンバーを付けることを義務化)。

そこで、ナンバープレートを付けたくなかったらしいジョブズは、購入して半年経つとクルマを売却し、そのたびに新しい『SL55 AMG』を買い直していたのである。このエピソードが話題になったことで、ジョブズ=『SL55 AMG』のイメージが広まった。ちなみに、このクルマのボデイカラーもシルバーだった。

ポルシェのイメージも強いかもしれない。2015年に公開された映画『スティーブ・ジョブズ』には、若き日のジョブズがポルシェ『928』を運転するシーンが描かれている。ジョブズは当時、「Macの筐体はフォルクスワーゲンではなく、ポルシェのようであるべきだ」と語っていたという。彼はポルシェを理想のブランドのひとつと考えていたのだ。

いずれにせよ、ジョブズが所有したクルマたち──その大半はポルシェ、BMW、メルセデス・ベンツのドイツ車──に共通するのは、卓越した動力性能によって導き出された素晴らしいデザイン性を持っていることだろう。

もしジョブズが生きていたら…。そのときアップルは、いったいどんな革命的な自動運転車を生み出したのだろうか?

Text by Kenzo Maya
Photo by (C)RM Sotheby’s
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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