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【グラニュース】

先発候補に前田浮上

2019年6月1日 紙面から

4試合ぶりの先発可能性が浮上した前田(手前左)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影)

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 「M・A・X」に新メンバーだ! 名古屋グランパスは1日、第14節・仙台戦に臨む。右足首靱帯(じんたい)を損傷して離脱中のFWジョーの代役に、MF前田直輝(24)が浮上した。エースの穴を埋める「M・A・X」(マテウス、赤崎、シャビエル)のうち、FW赤崎は前節・松本戦で不発。前田がアウェー6試合ぶりの勝利をつかむ。チームは31日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 “第2のM”が4試合ぶりの先発でスポットライトを浴びる。ステージは杜(もり)の都・仙台。5月29日の練習で途中からFWシャビエルに変わり、主力組の右サイドハーフでプレーした前田に先発の可能性が出てきた。

 「(相手に)あいつは流れも変えられるし、点も取れる選手だと思わせたい。本音を言えば、途中からじゃなくて先発から行きたいです」

 得点に飢えている。前節・松本戦では0-1の後半から途中出場。ドリブルでチャンスを量産した。だが、シュート2本は空砲。チームも負けた。「シュートを決めるまでが一連のプレー。いいプレーはできていない」と、自己採点は厳しい。

 ドリブラーらしい大胆さと状況を見極める冷静さ。2つのバランスを安定させ、ゴールを奪う。「最後のところの技術が低い。練習するしかないです」。角度や試合での状況を意識しつつ、今週は居残りでのシュート練習にも打ち込んだ。

 昨季はジョーに次ぐチーム2位の7得点。アウェー仙台戦では昨年8月に移籍後初ゴールを決め、チームに16試合ぶりの勝利をもたらした。「相性は気にしない。いい意味で普段通りの気持ちでやれると思います」と謙虚な姿勢は不変だが、ジョーを欠くチーム事情では前田への期待が膨らむ。

 

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