| イ・ソンファン教授の誤りを指摘する 5 獨島問題の真實 2019-04-04 (翻訳) (5)1877年太政官指令について  イ・ソンファン教授は他の独島研究者らと同じように、太政官指令が日本とは関係が無いと指示した竹島外一島を鬱陵島と独島だと信じて疑わない。そしてそれをこの論文の柱として置いている。しかし、外一島である松島は鬱陵島を示すものだったという事実が日本の文献によって明らかになっていて、外一島=独島説は虚妄の説に過ぎないことだ。   イ・ソンファン教授は外一島が独島だと間違って考えるので不必要な推論をしている。次の文だ。 「中井養三郎が独島に対して貸下願を提出した時、内務省が独島は朝鮮領土である可能性を念頭に置いて反対意向を示したことは、内務省が太政官指令成立に主導的な役割をした朝日国境条約体制形成の当事者だったためであろう。」 (p274) この推論は成立しない。内務省の担当者が独島を日本と関係無いと定めた太政官指令を知っていたならば、なぜその太政官指令を根拠として明確に拒否をしなかったのか説明できないではないか? 内務省の担当者は中井の要請を拒否したかったわけだ。したがって、本当に太政官指令が独島に対して日本と関係無いと定めていたのならば、それを根拠として完全に拒否することが可能で、また、完全に拒否しなければならなかったのだ。しかし実際には内務省の担当官は他の理由を挙げて拒否しようとした。  そうなった理由は実は簡単だ。太政官指令の外一島は鬱陵島であり、太政官指令は独島に対しては何も言及しないでいたので、内務省の官吏は太政官指令を中井の要請を拒否する材料として使用できなかったのだ。教授の推論は前提が間違っているので無意味なことだ。   ところで、外一島がなぜ鬱陵島なのか、ここではそれを説明しない。その理由は、韓国人は外一島が鬱陵島という事実を理解したくないだろうし、またそれを理解する能力も無いと考えられるためだ。その代わりに、イ・ソンファン教授を始めとする太政官指令の竹島外一島が鬱陵島と独島だと主張する多くの韓国人の皆さんに太政官指令に関する質問を一つ差し上げたい。 鬱陵島は北緯37度30分東経130度52分に、独島は北緯37度14分、東経131度52分に位置する。 それなら、イ・ソンファン教授を始めとする竹島外一島は鬱陵島と独島だと主張する人々は、太政官指令を下した右大臣岩倉具視が竹島外一島を北緯37度30分東経130度52分にある島と北緯37度14分東経131度52分にある島だと認識していたことを証明することができますか? 竹島外一島が鬱陵島と独島だと主張する人々は、岩倉がそのように考えていたという事実を証明できるからそのような主張をしているはずだ。だから、私のこの質問に対しては、直ちに、すらすらと返事ができなければならない。もしこの質問に返事できなければ、竹島外一島が鬱陵島と独島だと主張する人々は、自身も説明できない根拠の無い空想を主張していることになる。 しかし、あらかじめ予想しておこうと思う。この質問に対して返事が返って来るならば、その内容は私の質問に対する正しい説明ではなくて私の質問に対する批判、非難、疑問、そんなことしかないだろう。 | 
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