イ・ソンファン教授の誤謬を指摘する 3 (翻訳) 2019/02/12 獨島問題の真實 イ・ソンファン教授の「独島問題研究に対する主な争点検討-渡海禁止令と太政官指令を中心に-」(『独島研究』第25号)に対して イ・ソンファン教授は注14として「池内敏 前の本、73ページ 再引用」と書かれたが、「前の本」は無い。 『竹島問題とは何か』のことですか? (3) イ・ソンファン教授は竹島渡海禁止令に対して「池内敏など日本側の研究でも渡海禁止令には独島が含まれていたとのことが立証されている。」とお書きになった。だが、渡海禁止令に独島が含まれていたという理解は錯覚に過ぎない。 徳川幕府は竹島(鬱陵島)と松島(独島)二島の存在を確認した後に渡海禁止令を下したが、そうすると必ず竹島と松島の二島を渡海禁止の対象としなければならないわけではない。竹島と松島のうちの一つだけを渡海禁止にすることも当然に可能だ。そして渡海禁止令の文面では竹島だけが対象になっている。徳川幕府が竹島(鬱陵島)と松島(独島)二島の存在を知っていたという事実は、幕府が二島を渡海禁止にした証明にはならない。 また、イ・ソンファン教授は独島渡海は鬱陵島渡海に伴うものだったので「鬱陵島渡海禁止は自然に独島渡海を禁止することになるということだ。」という。しかし、それは結果に過ぎない。 竹島渡海禁止令は幕府の命令だ。したがって、幕府の意思を明確にする必要がある。結果的に松島(独島)に行くことが無くなったという事実が幕府の意思を証明することはできない。 |
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本シリーズ5まで拝読いたしました。元禄の竹島一件での江戸幕府による渡海禁止は、文面の竹島だけ(竹島鬱陵島を朝鮮領と認めたため)、松島については判断していない(争点になっていないので判断する必要がない)。当時の朝鮮王朝も、松島については関心を示していないことが朝鮮側史料でも確認できています。つまり、それ以下でもなければ、それ以上でもない(拡大解釈は通らない)と理解するのが自然だと思いますね。4の最後のところでも、天保の竹島一件でも、幕府は竹島(鬱陵島)しか渡海禁止にしていませんし。
(末尾の→また・・<以下)
イ・ソンファン教授は独島渡海は鬱陵島渡海に伴うものだったので「鬱陵島渡海禁止は自然に独島渡海を禁止することになるということだ。」という。しかし、それは結果に過ぎない。< 自分Gとしても、この”結果に過ぎない”の説明がしっくり来ます。竹島渡海禁令による事実上の”効果”といえます。
2019/4/4(木) 午後 9:45 [ Gくん ] 返信する
池内さんがいらんことを言いますので、すぐに韓国人が飛び付きます。ウソ情報の拡散はまことに困ったものです。
2019/4/5(金) 午後 10:07 [ Chaamiey ] 返信する
ありがとうございます。どう考えても松島について、幕府は判断していないんですよね。増してや、その領有についても判断していません。ただし、竹島への渡海禁止の効果が結果的に及んだ< 渡海禁止の効果が、領有と混同されているようです。
さて、領土議連(新藤会長)→島根県・竹島に不法上陸した韓国の国会議員計21人に対し、竹島が日本領であることを示す文書や資料を送付する< 夕刊フジ→ヤフー転載にありました。また、返送されて来るのが関の山です。それより、国際社会へ発信して欲しいです。
2019/4/6(土) 午前 0:18 [ Gくん ] 返信する
まあ、おそらく返送されて来るのでしょうが、それならそれで、新藤さんたちがまた記者会見して、「返送されて来たのは日本の主張に反論することができないからだろう」とか何とか言って、それがまた韓国内で報道されるようにする、という手はありそうなんですがね。
2019/4/6(土) 午後 9:09 [ Chaamiey ] 返信する