イ・ソンファン教授の誤謬を指摘する 2 (翻訳) 2019/02/11 獨島問題の真實 イ・ソンファン教授の「独島問題研究に対する主な争点検討-渡海禁止令と太政官指令を中心に-」(『独島研究』 第25号)に対して (2) イ・ソンファン教授は安龍福について次のようにお書きになった。 “それなら身分が低い民間人が日本に渡っていって独島と鬱陵島の領有権を主張したという事実は、当時朝鮮で鬱陵島と独島に対する認識が一般に広く浸透していただけでなく、独島と鬱陵島に対する領有権意識も普遍化していたことを物語るものだと推論することができる。安龍福の評価としてはこの点が強調されなければならないことと思われる。” しかし、一個人の行動だけで社会全体の認識を推測するのは無理です。その上、当時朝鮮社会が独島に対する領有意識を有していたことを示すどんな史料がありますか? 朝鮮国には独島を描いた地図は一枚も存在しない。文献もない。独島の最大の特徴は東西二つに分かれた島であることです。しかし、朝鮮国には東西二つに分けられた独島の地図も、また、東西二つに分けられた独島に言及した文献も全くない。 それは誰も独島に行って見たことがなかったためですね。独島まで行った人が全くいなかったために、独島の特徴が伝えられなかったというわけです。そういう史料が全くない状況で、なぜ朝鮮社会が独島に対する領有意識を有していたという推論ができるのか? 合理的な根拠がない推論は推論になれないです。 |
全体表示
[ リスト ]
- 連携サービス
- 知恵袋|
- textream(掲示板)|
- ロコ|
- 求人