[時論] 日本は独島をどう教えようとしているか ホン・ソングン / 東北亜歴史財団 独島研究所研究委員 LA中央日報 2019/04/11 日本文部科学省が小学校教科書検定結果を先月26日に発表した。小学校5~6学年が学ぶ全ての社会教科書に、独島を竹島と呼んで「日本固有の領土」、「韓国が不法占拠している」と記述した。 今回の検定過程を見れば、独島について「日本の領土」という既存の表現の代わりに「日本固有の領土」と修正を要求した点が目につく。これは、2017年3月に日本文部科学省が改定した小学校学生指導要領で独島を「日本固有の領土」と扱うようにしたことに伴うものだ。 当時、「固有領土」という表現に対して日本国内で問題提起があった。 「日本固有の領土」と言えば「昔から日本の領土」という意味なのだが、1877年当時の立法・司法・行政を掌握した最高国家機関である太政官を始めとして、過去の日本政府はずっと「独島は日本と関係ない」という点を確認した。だから独島を「昔から日本の領土」と主張するのは説得力がないのだ。 だが、日本政府は「固有領土」の意味を「一度も他の国の領土になったことがない領土」と説明して、2017年6月に改定した学習指導要領解説にそのまま記述した。この概念は、1905年に独島を無主地として自国領土に編入したという「国際法上の無主地先占論」と昔から日本の領土であったという「歴史上固有領土説」の相互矛盾を合理化するために作った詭弁に過ぎない。逆に独島は一度も日本の領土だったことがない。独島は1905年露・日戦争中に隠密に強奪されて1945年の日本の崩壊と同時に韓国民の手に戻った韓国の領土だ。 今回検定を通過した全ての日本社会教科書では「韓国が独島を不法占拠している」と記述している。2次世界大戦以後、連合国最高司令官覚書(SCAPIN)第677号等を通して独島を日本の統治領域から除外した。1945年以後、日本は独島を統治するいかなる法的根拠も持っていなかったし独島を実際に管理したこともない。むしろ、独島が韓国民の生活根拠地であったという事実は、1948年独島爆撃事件が実証的に語っている。 1948年6月8日、独島でワカメを採取した韓国漁民14人が米軍機の爆撃で死亡した。当時韓国を統治していた米軍政当局は調査団を独島の現地に急派して、事件を調査して犠牲者遺族と被害者に賠償した。その事件記録のどこにも、韓国民が独島で不法に操業して事故が起きたとは書かれていない。むしろ、米軍政は独島を「韓国漁民の大切な漁場」と表現した。 韓国でも日本でも、「真実を永遠に監獄に閉じ込めておくことはできない」という点は同一であろう。日本の歴史教師たちが独島の真実をまともに教えるのか歪曲するのか気になる。歴史を歪曲した教科書で教育を受けた日本の小学生は、遠い将来、自分たちが受けた教育が誤っていたことを知るようになるだろう。彼らを教えた今の日本教師たちが未来の世代からどんな評価を受けるのか、真摯に考えてみるように願う。 <コメント> ホン・ソングンさんは徹頭徹尾、何も分かっていない。言っていることは全て逆。まあ、韓国の研究者には、日本政府の主張を正しく理解するなんてことは難しすぎて、とてもできることではない。 |
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こんばんは!! 記事途中中ほど→独島は1905年露・日戦争中に隠密に強奪されて1945年の日本の崩壊と同時に韓国民の手に戻った韓国の領土だ< が核心なんでしょうね。ツッコミどころ満載ですw
強奪された< いうことは、奪取されたということです。大韓帝国領土であることを(証明もなしに)前提とした議論です。45年8月15日に韓国民に戻った< いうことももちろんありません。島根県への編入は国際法上有効(サ平和条約で確認・確定)とされ、敗戦で自動的に”戻る”ということもありえません。といっても無駄なんでしょうね。
2019/4/13(土) 午前 0:42 [ Gくん ] 返信する