中日スポーツ / 東京中日スポーツ
トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 5月の記事一覧 > 記事
2019年5月31日 紙面から
中日-DeNA 4回裏無死一、二塁、ビシエドが右前適時打を放つ=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
流れを変えるのは主砲の一発! 中日は30日、ナゴヤドームでDeNAに1-8で完敗した。波に乗れない5月の竜、ダヤン・ビシエド内野手(30)はいまだ本塁打ゼロだ。交流戦には借金突入が確定したが、31日からはセ・リーグのラスト3連戦で宿敵・巨人と戦う。与田剛監督(53)が求めているのも「流れが変わる」大アーチだ。
序盤からの一方的な展開に一矢は報いた。ベンチ前で円陣を組んで臨んだ4回、先頭の松井佑が左前打で出塁。大島は四球で続いた。無死一、二塁でビシエド。DeNA先発の左腕・東の内角直球を振り抜いた打球は、右前に落ちた。
「内角の球にうまく内からバットを出すことができた」。松井佑を迎え入れ、本拠地のファンを一瞬なりとも喜ばせた。これで6試合連続安打。「少しずつだけど、感覚は良くなってきている」とうなずいた。
だからこそ寂しい数字がある。49試合で6本塁打。5月の月間打率は3割3分を残す一方で本塁打はいまだにゼロ。平成の終わりを締めくくった4番打者にまだ令和では豪快な打球が上がっていないのだ。
もともと放物線よりもライナー性の打球が多いとはいえ、一発は4月27日の阪神戦(ナゴヤドーム)が最後。中日入団後の過去3年間、けがや試合が少ない3月や10月を除き、全試合に出場して本塁打ゼロだった月は一度もなく、今はまさに異常事態とも言える。
「本塁打は狙って打てるものではなく、自然に出てくるもの。球をしっかりとらえられれば飛んでいく。そういう意味では今はまだちょっとミスショットが多いかな」
本人は過剰に意識はしていない。それでも直結するチーム本塁打数はリーグ最少の33本。66本で最多の巨人の半分にすぎない。リーグ2位のチーム打率を誇る反面、総得点がリーグ最少にとどまる一因になっている。
チーム最多の7本塁打を放っている福田は右手首を痛めて27日に出場選手登録を抹消された。5本塁打の平田も左ふくらはぎの肉離れで2軍調整が続く。外国人枠の問題で昨季15本塁打のアルモンテも欠く。
>>「ドラゴンズ情報」に登録して、もっと読む >>
この記事を印刷する
PR情報
中日新聞直営のグッズショップですここにしかないオリジナル商品も
05月31日10時07分現在
セ・リーグ
パ・リーグ
藤本美貴 結婚10周年記念に電気自動車?
松坂桃李 多忙な毎日「曜日の感覚がなくなる」
5月31日10時14分現在
写真部のカメラマンが撮影した数々のカットから、お薦めのもう1枚を紹介します
小、中学生を中心に草の根スポーツを独自取材。熱戦の模様や結果を掲載しています
< 前へ | 次へ >
6月15日めぐろパーシモンホールで開催。全国舞踊コンクール上位入賞者出演
6月16日めぐろパーシモンホールで開催。15の児童舞踊団体が出演
シドニー五輪・金メダリストの高橋尚子さんによるランニング教室
新聞記事と写真で振り返る平成。読者からの思い出作文も読める。
中ス記者の展開予想、狙い目を公開<開催前日の17時頃更新予定>
豊橋競輪で開催されるミッドナイト競輪の記者予想サイト
暮らしの小さなお悩みや疑問に、その道の専門家が無料でお答えします