概要
CV:藤井ゆきよ(NEXONアプリ版)/本宮佳奈(1期アニメ版〜)
ネコ目イヌ科キツネ属フェネック(別名フェネックギツネ)のフレンズ。
フェネックの特徴でもある三角形の大きな耳とフワフワの尻尾が付いた少女。髪型はボブカットで、色は元の動物を彷彿とさせるシルバーブロンド。また、ケモノ耳の下に黒のグラデーションのかかった触覚が伸びている。
目は常に半目開きで何処となく眠たげな表情をしており、性格もそれに違わずゆったりマイペースで気楽な性格だが、そうした態度とは裏腹に冷静な状況分析力や勘の鋭さを併せ持つ。アプリ版・アニメ版と、何かとアライグマのアライさんとコンビで登場することが多い。
→ばすてきコンビ(フェネアラ/アラフェネ)
NEXONアプリ版
やー、砂漠の暮らしってのは大変だからねー。果物はもちろん、葉っぱからだって水分を摂らないといけないのさ。慣れりゃ悪くないし、どんな状況でもなんとかなるなる。ま、楽しくやろうよー。
第2章から登場。
パークガイドのミライから、パーク内のフレンズに「けもの姿のセルリアン(セーバル)」の捕獲命令が発信され、これを知ったアライさんは「とうとうアライさんの時代が来るのだっ!」と大はしゃぎし、集めた情報を元に「耳の大きなネコ科のけもの」の捜索を開始する。フェネックも彼女に付き合いついていくことになるが、アライさんが途中から「セルリアン」という情報を見落ちていることに気付いていながらウカツでかわいいからそのまま黙って成り行きを見守っていた。
その後、アライさんは案の定本物のサーバルをターゲットと勘違いをし、たびたび彼女たち一行の前に立ち塞がり勝負を挑むが、何かに付けてドジを踏み、まともに勝負が行われる前に退場するのがお約束の流れとなる。カラカルからも「流しの芸人」呼ばわりされてしまう。
ただ、こうしたコメディリリーフとしてのやりとりの間もフェネックはサーバルたちのこともしっかり観察しており、セーバルの正体について最も早く勘付いた。オイナリサマからの密命で同じくサーバルたちを追跡していたギンギツネとの会話の中で、過去にサーバルの起こした「けもハーモニー」なる奇跡的な能力を目撃しており、その力を奪ったのがセーバルであり、そしてそのセーバルの手に入れた「輝き」を「セルリアンの女王」なる存在が悪用しようとしている…という推理に至る。
フェネックとギンギツネは、このままではパークの存亡に関わると危惧し、サーバルに対し早急にセーバルから「輝きを取り戻す」ように勧める。しかし、サーバルたちはセーバルを追いかける中で彼女に感情移入しており、輝きを取り返した時点で彼女が消滅してしまうことを知らされたサーバルは、彼女から輝きを取りあげることに戸惑いをみせる。最終的な決断を委ねられたサーバルに対し、フェネックはなおも執拗に輝きを取り戻すことを強調し続けるが、同調していたはずのギンギツネが「サーバルに任せる」と考えを改めてしまったため、フェネックもまた身を引かざるを得なくなった。
不安を拭いきれず、悪い展開ばかりが浮かんでしまうことに自己嫌悪するフェネックであったが、アライさんはそれはフェネックが「パークや皆のことが大好きだから」だと励ますと共に「どんな大変なことになったって、アライさんが絶対に全部まるごとなんとかしてやるのだ」と力強く説き伏せ、フェネックもその言葉に感化され、今は迷わず戦うことを決意する。
アスレチックでの巨大セルリアンとの戦いでは、アライさんのタフさを活かした作戦を考案し、算段通りにセルリアンを追い出すことに成功。更に、マーゲイ制作の映画を上映するためにも一役買い、放送局をセルリアンたちから解放する活躍を見せた。
ゲーム内における性能はレアリティ☆2のパッション属性で攻撃タイプは近距離型と、アライさんと同じタイプ構成となっている(ただし身体サイズはアライさんよりも一段階大きいMサイズ)。
所有スキルは先頭の敵1体に攻撃力の7倍のダメージを与える「大胆不敵トリッククロー」。
因みに、けものフレンズプロジェクトの公式PVではサーバル、カラカルの三人と揃って3Dモデルが登場(サーバルのみ等身大、フェネックとカラカルはゲームイラスト同様のデフォルメ調)。ガチャガチャダンサーズの楽曲『バンバン』に合わせてダンスを踊っている。また、本作で声を担当した藤井ゆきよは、TVアニメ版ではアルパカとして出演している。
1期アニメ版
第1話のCパートから登場。
とある経緯でかばんの被っている帽子の行方を探すアライさんと共に彼女の足取りを辿るようにしながらパークを冒険することになる。アライさんとの付き合いは長いようで、早とちりで先走って行動してしまう彼女の悪癖も理解しており、今回の帽子泥棒の一件に関しても「パークの危機」だと焦燥するアライさんに対して「また勘違いでは?」と疑念を抱きつつも彼女に付き合っている。
旅の間は先走って危険な目に合うアライさんに対し、かばんの作った橋で安全に川を渡ったり、ロープウェイを発見して楽に山頂まで登ったりなど、冷静に状況を把握できる観察眼を持つ。加えて、明後日の方向に駆け出すアライさんを追いかけるために星を見て方角を知る特技を習得するなど、フレンズの中でも比較的頭の良い人物であることが伺える。
後に第11話においてようやくかばんたちに追いつき、火山に登る彼女から帽子を(アライさんが)奪い取る。この際のアライさんとサーバルの会話から、これまで自分たちが追っていた「帽子泥棒」と、各地のフレンズから聞かされた「かばんさん」が同一人物であることを確信する。
行く先々でかばんがフレンズの抱える問題を次々と解決したこと、そして、彼女の橋のおかげで助かったアライさんが「命の恩人」と称していたことをふまえ、「かばんさんが帽子を盗むようなことはしない」とアライさんを諭し、帽子を返すように促した。
その後、ミライからの情報を元に、地図と照らし合わせながら火口にある「四神」を探すかばんたちに協力。「東西南北」の意味を知らないかばんを、それが「方角」を意味することだと教えてサポートする。
ボスの警鐘により各地のフレンズが集合した巨大セルリアンとの戦いでは、穴掘りの得意なオグロプレーリードッグ、スナネコと共にアメリカビーバーの指示の下、落とし穴を作りセルリアンを足止めする(フレンズの中でも賢い彼女が実行役だったのは行動よりも計画が得意なアメリカビーバーとの兼ね合いだと思われる)。
因みに彼女とアライさん、そしてサーバルの三名は「どうぶつビスケッツ」というユニット名で本作のOPテーマ『ようこそジャパリパークへ』を歌っている。
2期アニメ版
オープニングで姿を見せているものの、9話終了時点でアライさん共々本編には登場していない。
さらにオープニングの歌詞で「よーし出番なのだ!」と意気込むアライさんの不遇ネタが先んじて広まっている為か、フェネックの方はその影に隠れがち(未だ出番が来ずに落ち込むアライさんの側にいるという形で扱われる事はある)。
そして、10話でようやく登場。本作でもアライさんとコンビを組んで活動している。
また、アライさん共々かばんとは古くからの知り合いのようだが、前作に登場したフェネックと同一個体であるかは不明。
同話ではダブルスフィアにフレンズ型セルリアンの捜索を依頼し、二人の案内でかばんの元まで辿り着く。
続く11話では、キュルルの絵がフレンズ型セルリアンの発生原因である事を確信したかばんの案内でアライさんや他のフレンズ達と一緒にジャパリホテルへと向かう。
荒事や前線での活動はアライさんに任せている事が多いが、彼女も彼女で最終話のフレンズ型セルリアンの大軍との決戦において軽く振り下ろしたチョップ一発でセルリアンを粉砕するなど、何気に戦闘力が高い事が伺える。
ブシモアプリ版
第?世代
夜行性のフレンズとして初期から登場。他の初期から登場しているフレンズ同様、出会える確率は高め。
こちらでもアライさんと行動を共にしており、彼女が何かしらやらかす様を隣で見守り続けている。
よく突っ走るアライさんとはぐれたりもするが、優れた聴覚を駆使してすぐに合流する。
珍しい行動は「音楽をきく」。あそびどうぐ「オルゴール」で披露する。
オルゴールの音色に静かに耳を傾ける。
第2世代
サバンナエリア解放と共に観察可能になったフレンズの一人。
性格や行動は第?世代とほとんど変わらないが、言動の節々にNEXON時代と同一個体である事を匂わせるものがある。
珍しい行動は「ポップな音色」。「ポップキーボード」で披露する。
楽器の音に耳を傾けるのは同じだが、こちらは楽しそうにリズムを取っている。
GOODROIDアプリ版
公式Twitterにおける事前登録ストーリーの3話にアライさんと共に登場。
海から船を漕いでジャパリまつりに参加しようとしていたが、船が岩に乗り上げてしまう。
その後はパニックになったアライさんを落ち着かせようとするも、結局どうにもならず足止めを食う羽目になった。
ゲーム内ではアナウンスという形でボイスが実装されている。現時点においてゲーム内でCVが実装されているのは彼女含めサーバルとアライさんのみ。
本編におけるストーリーでは、すでにりうきうエリアに辿り着いた状態で登場。
いつものようにアライさんと行動を共にしており、例のごとく明後日の方向に突っ走るアライさんを隣で見守っている。
限定バージョンについてはメイドフェネックを参照。
レアリティ☆3で、動物グループは赤。
得意地形は砂地・夜、苦手地形は雪原。
けもパワーは味方のぼうぎょを2ターン小アップ。
所有わざは味方のHPを中回復する「砂漠のお昼寝」。
セガゲーム版
JAEPO2019にて実施されたアーケード版の先行テストプレイで、ユニットとして先行使用できた。
ゲーム内のけものミラクルでは「灼熱砂漠のオアシス」というアライさんとのコンビ技(?)を披露している。
コラボレーション
コトダマン
属性 | 木 |
---|---|
種族 | 獣 |
レアリティ | ☆6(進化後) |
文字 | ふ、ぶ、ぷ |
わざ | まったり |
わざ効果 | 4回、ランダムな敵に強力な木属性攻撃を与える |
すごわざ | ゆったり |
すごわざ効果 | 6回、ランダムな敵に超絶強力な木属性攻撃を与える |
リーダーとくせい | 獣種族被ダメージ大きく軽減・HP40%・ATK150%UP(進化後) |
とくせい | チェンジガード |
追加とくせい | ドロー時獣種族ATKUP中 |
『けものフレンズ2』の制作決定を記念したコラボイベントにて登場。
期間限定のコラボしょうかんより入手できる。
イベントストーリーではアライさんの探し物に付き合っている所をプリンセスの提案で開催されたPPPの新メンバー募集オーディションの会場に偶然たどり着き、成り行きで二人揃って参加する事に。
デスティニーチャイルド
属性 | 火 |
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ロール | 補助型 |
リーダーバフ | 火属性の味方の回避率上昇 |
通常攻撃 | 火の一撃(対象に通常ダメージ) |
ノーマルスキル | いいねぇ〜 |
効果 | 対象にダメージを与え、攻撃力の最も高い味方を優先して一定時間1体のクリティカル発生率上昇付与 |
スライドスキル | おお〜やっぱり〜 |
効果 | 対象にダメージを与え、攻撃力の最も高い味方を優先して一定時間2体に攻撃力&防御力上昇付与 |
ドライブスキル | がんばっていきますよ〜 |
効果 | ランダムで敵3体にダメージを与え、攻撃力の最も高い味方を優先して一定時間一定時間3体に最大HP&機敏性上昇付与 |
けものフレンズ2とのコラボイベントにて、期間限定の召喚から入手できるユニットとして登場。
経緯は不明だがジャパリパークから遊びにきており、そこで出会ったフレイヤやダビ達と仲良くなる。
キズナシナリオの内容は彼女固有のものではなく、アライさんのキズナシナリオと連動した話となっている。
関連イラスト
関連タグ
けものフレンズ フレンズ(けものフレンズ)
フェネック キツネ(狐) キツネ(けものフレンズ)
フェネックやめるのだ
ガチックはフェネ