【海外競馬】ハッピーグリンの香港GI挑戦に続く馬を期待

2019年05月30日 21時30分

昨年のジャパンカップ出走時(7着)のハッピーグリン

【TPC秋山響の海外競馬解析】26日に香港のシャティン競馬場で行われたGIチャンピオンズ&チャターC(芝2400メートル)に参戦したホッカイドウ競馬のハッピーグリンは、勝ったエグザルタントから17馬身1/4差の8着(9頭立て)に終わった。

 エグザルタントは、これで昨年の香港ヴァーズ(芝2400メートル)、今年2月の香港ゴールドC(芝2000メートル)に続くGI・3勝目となった香港のトップホース。相手が強かったことは確かだが、率直に言ってここまで離されるとは思っていなかっただけに残念だ。

 雨の影響で馬場が悪くなってしまったこと(発表はGOOD TO YIELDING=8段階中でいいほうから4番目)、大外枠からのスタートもあって内に潜り込めず、終始前に壁のない形で外めを回らされたことが大きく響いたと考えられる。

 ただ、このレースは地理的な近さ、賞金の高さ(1着賞金は約8000万円)、香港2400メートル路線の例年のレベルを考えれば、日本馬にとっては狙い目のレースではある。今回は好結果を得ることはできなかったが、先鞭をつけた今回の挑戦に続く馬が出てきてほしい。