宿題なんかで努力の習慣は身につかない | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。不登校の天才YouTuberゆたぼんのパパ!

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Twitterで「小学校の宿題は学力ではなく努力する習慣を身につける為のものだ」と言ってくる人がいて驚きました。

 

なぜ、小学校の宿題だけで「努力する習慣が身につく」と本気で思えるのか疑問です。

 

確かに「勉強が好きでやっている子」であれば、宿題により学校で学んだ事を定着させる事もできるかもしれません。

 

 

しかし、ほとんどの子どもは宿題が嫌いですよね?

 

 

「今日は宿題なし」と言われたら大半の子が喜ぶし、僕も小学生の頃は宿題なんてなくなってくれた方が嬉しいと思っていました。

 

それに現代では「宿題代行サービス」なんてのも誕生しているくらいです。

 

つまり、多くの子どもにとって宿題は「努力」ではなく、「我慢」なんです。

 

だから、宿題によって努力する習慣が身につくのではなく、やりたくない事を我慢してやる習慣が身についてしまうと言えますね。

 

 

そしてそのまま大人になります。

 

 

やがて大人になってもやりたくない事を我慢してやり続け、心は疲弊して人生がつまらなくなる。

 

やりたくない事を我慢してやっているから、やりたい事をやっている人が羨ましくなる。

 

もちろんすべての人がそうなるという気はありませんが、Twitterでアンチコメしてくる人のほとんどはそんな感じです。

 

やりたくない事を我慢してやり続けてきた自分の人生を肯定する為に、自由に生きている人を否定するようになっているのです。

 

 

見てると本当に不自由な方々だと感じます。

 

 

そもそも「やりたくない事をやり続ける努力」より「やらなくてすむように努力」した方が新しいものも生まれます。

 

たとえば昔は全自動洗濯機なんてものもなかったわけです。僕が子どもの頃は二層式の洗濯機で冬場は水がメチャメチャ冷たかった。

 

そのもっと昔は洗濯板で洗濯していた時代もあったわけです。

 

やりたくない事を機械にやってもらう事を考えたおかげで、どんどん便利になりました。

 

そしてAIの出現で今後ますます人間のやる事をAIがやってくれる時代になるでしょう。

 

 

つまり、大切なのは頭を使う事だと思います。

 

 

やりたくない事をやらないで頭も使わなければ、ただの怠け者になってしまいます。

 

逆にやりたくない事を我慢してやり続ける事も頭を使っているとは言えません。

 

だから、やりたくない事をやらないで、やりたい事に頭を使い、全力で取り組む事が大切ですね。

 

自分を成長させる為に手を抜いて、やりたい事をやりながら自分の価値を高めていくのが一番いいと僕は思っています。

 

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