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2019-05-30

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・ぼくは、ある人たちからしたら非常識なくらいに、
 身内だとかなかまたちのことを平気でほめる。
 自慢するという要素もないこともないのだろうが、
 ほんとにいいなぁと思うので、それを言ったりする。
 謙遜だとか、身を低くしていようという思いはあるが、
 いいなぁと思ったことは、やっぱりほめたいのでほめる。

 昨夜は、「生活のたのしみ展」
 「振り返り会」という名の集まりがあった。
 あれこれ反省しようということなんかじゃなくて、
 たのしかったから集まって、わいわいやろうという会。
 特に、あの場でいっしょにはたらいて、終わってから、
 それぞれの場所に帰っていったアルバイトのみんなが、
 顔を合わせてよろこびあえる機会をつくりたかった。
 呼びかけたら、なんと120人のメンバーが来てくれた。
 これは、もう、とてもうれしいことなんですよ。 
 「ほぼ日」乗組員のみんなも、こころからよろこんだ。
 「あの人たちに、よろこんでもらおう」という気持ちが、 
 すっかり本気モードに入っていた。

 準備段階の「うれしい忙しさ」に気づいたのは、
 社内メールで「ケーキ型を貸してください」という
 呼びかけを発見したときだった。
 バイトのみんなに食べてもらう料理に、
 なかしましほさんのレシピでつくるチーズケーキを
 120人分つくりたいから、ケーキ型が必要になる、と。
 それを、1日だけみんなで持ち寄って間に合わせたい。
 これだけで、十分な数のケーキ型が集まるのである。
 料理も、「たのしみ展」での思い出の餃子や、
 同じく思い出のパンは、お店にお願いして買いに走った。
 3種類のパスタや、野菜料理、肉料理、発売前のカレー。
 追い打ちのように「海大臣」の海苔をまいたおにぎり。
 といった具合に、歓迎の準備はどんどん進んでいた。
 こういうときの、うちの乗組員たちの表情は、いい! 
 あかるく、うれしそうに、せっせとやる。
 こころの底にあるのは、バイトのみんなへの敬意と、
 よろこばせてやろうという本能みたいなものである。
 こういう「ほぼ日」のみんなは、超かっこいい。
 似たようなことを、やろうと思えばできるのだろうが、
 これだけ本気でたのしくできるチームは、ないよ!

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
もちろん、お客さま役のバイトのみんなも、最高だったよ。


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