コエンザイムQ10(COQ10)は全身60兆個の細胞一つ一つに存在している物質であるが特に心臓や肝臓、
腎臓に多く含まれている。
コエンザイムQ10は日常生活を送る上で必要な細胞エネルギーを作り出すために非常に重要な役割を担っている補酸素である。
人体に存在するコエンザイムQ10は体内で生産される分と食事などからの補給の2種類によって構成・維持されている。このうち体内で清算されるものは二十歳を前後にして急激に低下し、その後四十歳前後からさらにコエンザイムQ10の減少がさらに加速していく。
なお厚生労働省が(財)日本健康・栄養食品協会にデーター収集を依頼して提出された情報からコエンザイムQ10の1日の摂取上限値を設定した。
その上限値とは1日300ミリグラムと公表されている。
コエンザイムQ10の過剰な摂取による健康被害は表面化していないもののビタミンAやビタミンDなどと同じ余った分が体外に排出されない脂溶性ビタミンと呼ばれる物質と同じため過度な摂取は控えるべきである。
サプリメント系は適度な摂取量を守りましょう