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名古屋・メッタ刺し死亡事件“二刀流”犯人「相当の恨み」

 司法解剖の結果、榊原さんの死因は出血性ショックと判明。頭蓋骨が折れていたほか、頭や胸に複数の刺し傷や切り傷など、腕や足にも複数の傷があった。

 事件を目撃した男性(48)は山城容疑者について「刃物と鉄パイプのようなものを持って、逃げる男性を追い掛けて襲った」と証言。「男性は『やめてくれ』と叫んでいた」と話した。

 一方、現場で警察官に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山城容疑者は、連行される際も抵抗しなかったという。

 2人は知人で山城容疑者は榊原さんに「相当の恨みがあった」と供述。「凶器は事前に購入し、待ち伏せして襲った。殺そうと思った」などとも話しているという。榊原さんの行きつけの飲食店街を把握していた。同署は2人の間にトラブルがあったとみて、容疑を殺人に切り替え捜査している。

 現場近くにゲイバーが点在しているため、当初ツイッターでは「ゲイ同士のケンカ」との情報が流れたが実際は違った。

「山城は元暴力団関係者。被害者ももともとは山城と同じ組にいたが、最近、別の組に鞍替えしたことで、事件に発展したようだ。薬物も絡んでいる可能性もある」とは地元捜査関係者だ。

 山城容疑者が言う「相当の恨み」とは一体何だったのか? 同関係者は「山城が懲役刑を受け、服役している間、被害者に交際していた女性を取られ、家族の金も取られ、その恨みを募らせていたようだ」と話している。

 暴力団関係者を狙った計画的犯行の可能性が高まり、名古屋の暴力団抗争に発展しなければいいが…。

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