名古屋市の繁華街で男性刺され死亡 SNSで『現場動画』拡散に非難の声
2019年05月27日 07時00分 しらべぇ
2019年05月27日 07時00分 しらべぇ
2019年05月26日 13時00分 しらべぇ
名古屋の繁華街で殺人事件が発生し、SNSで現場動画が拡散 愛知県警を取材した
(Weedezign/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
25日、名古屋市の繁華街で殺人事件が発生。通行人がその様子を撮影したと思われる動画がSNSで拡散し、世間を騒がせている。しらべぇ取材班は愛知県警を直撃した。
■被害者は搬送先の病院で死亡愛知県警によると、25日午後11時13分に「男が凶器を持って男性を襲っているのを目撃した」という110番通報が入った。駆けつけた警察官が倒れている男性を発見。
現場から逃走した男(48)を、捜索中の警察官が発見しその場で逮捕した。刺された男性(46)は搬送先の病院で死亡。
逮捕容疑は、男が死亡した男性を、持っていた包丁で胸部付近を刺すなどして殺害した疑い。逮捕された男は、無職、殺害された男性の職業は不詳。男は警察の調べに対して容疑を認めている。現場は、名古屋市の繁華街で当時大勢の人で賑わっていた。
■現場の動画がSNSで拡散この現場で撮影動画が、ツイッターのゲームアカウントから投稿された。この動画が瞬く間に拡散し、一時は「殺人動画」がトレンド入り。この動画は、現在は削除されている。
先頃は、大阪のビルから飛び降りる動画が拡散。また数日前には、殺人未遂現場の犯人と被害者が血まみれになった状態の写真がアップされていた。ツイッター上では、こういった投稿が自動で再生されないようにする設定方法も話題になっている。
■動画拡散に対して非難の声もネット上では、動画拡散に対して非難の声が上がっている。
「犯人はもちろんだけど、犯行を撮影して動画を拡散させるのも良くないと思う」
「SNSで殺人動画というフレーズでトレンドとなり、事件当時の映像をアップした人がいるみたいですが、本当に人とは思えない行為に驚きが隠せません」
「ツイッターでは現場の写メやまさに暴行真っ只中の動画、刺された方の画像が拡散されてますが目の前で事件が起きてるのに動画や写メを撮る人の神経を疑います」
「周辺に多くの人がいたが誰も助けてくれない日本の現実」
「見たくないのに私も画像を見てしまいました。自分が刺された側や、その家族ならば画像を見たいでしょうか? 警察にすぐに連絡して画像提供するならまだしも、人が死んでいます。ドラマではありません。もっと色んな人の思いを想像して欲しいと思います」
■裏アカウントの影響か?今回の動画は、ツイッター運営サイドに削除された後も、何度も異なるアカウントから投稿され、拡散に拍車をかけた。いわゆる「裏アカウント」と呼ばれるものだ。
しらべぇ編集部が、全国20~60代の男女のSNSユーザー514名に調査したところ、全体の24.7%が「裏アカウントを持っている」と回答している。
今回の犯人は現場から逃走している。警察の捜査に協力するための撮影は非難されるべきことではないかも知れない。しかし、拡散目的での撮影は厳に慎むべきだろう。
(文/しらべぇ編集部・おのっち)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代のSNS利用経験がある男女872名 (有効回答数)