「申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げた俳優・石垣佑磨容疑者(26)。居酒屋で店員に暴行、駆けつけた警察官の前でも暴れ公務執行妨害で、警視庁・新宿署に逮捕されていたのだ。
石垣容疑者は、友人3人と自宅で酒を飲み、その後、ふたりの女性を加え新宿の居酒屋で飲んだ。午前5時過ぎになり、彼が支払いを済ませ店を出ようとしたときに、財布がないことに気がついた彼が、店員に「一緒に探してくれ」と頼んだことから口論が始まったという。店員のこめかみ部分を数発殴った疑い。店員の通報で警察官が駆けつけ、暴れていた石垣容疑者に任意同行を求めた。新宿署にパトカーが到着、パトカーを降りる際に容疑者が暴れて転倒、その足が警官の唇に当たり、警官の唇が裂傷し、公務執行妨害で現行犯逮捕された。
彼はテコンドーや空手などの武道が得意。「酒は強いほうだと思うが、記憶がない部分がある」と、原因については語らなかった。両親が身元引受人になって処分保留で釈放されたが「お酒は当分飲みません。(両親には)やり直す姿を見せたい。僕の仕事は俳優しかない」と、肩を落とす石垣容疑者。所属事務所は「弊社も厳しい対応を検討しています。当面は芸能活動を自粛させます」と、発表。
暴力行為というトラブルを、お茶の間、CMスポンサーがどう判断するのだろうか。大麻、覚せい剤とは違うが、逮捕された事実が残った。酒の上とはいえ、大きな代償を払うことになった。