私が詐欺師に騙された話
概要
結局削除請求出すってさ。
俺が申し訳ないと思うのはSS投稿速報の運営さんだよ…。問題に巻き込んでしまって本当に申し訳ありませんでした。
前書き
詐欺師が入金しなかったので実名公開です。
詐欺師も公開停止要求してくるような素敵な作品です!
今から起業したい貴方。野望のある貴方。
こんな名前があったら注意!!
本文の完全版の文章が欲しい方は、気軽にメッセージorTwitterにDMどうぞ。
2019/5/20
相手方は仲介人入れて削除請求す方向で決定だとさ。
こーゆー風にレジスタンスしようとすると、泣き寝入りさせに丸め込んでくるわけだ。
まあまあ、ご愛敬。
5/22
盛況なのはありがたい限りなんだけど、オススメしまくると普通にss読みたい人の迷惑になっちゃうから、ほどほどに抑えて下さいな。
江戸時代。殺人、詐欺、盗み…。それらを犯した悪人は人相書きを張り出され、次々に御用となっていった。だが、全てが裁かれた訳ではない。それが写真になった現代でさえ、逃亡劇を続ける者が居るのだから。
さて、当時のそれらについて思うのは絵描きの特権だ。もしも絵描きが詐欺を受けたのであれば、肖像権などの無い時代、いくらでも描いて世間に広めたであろう。そして世界が動くのを見つめる事も出来た。むしろ、五寸釘を打ち込み、呪いを掛ける方が信仰されていたやも分からない。
さて、現代。時代は法に縛られている。その隙間を縫う頭の良い詐欺師達はむしろ、法に守られてしまっているのだ。だが、騙した相手が悪かった。こちらは10万回も読まれた小説家の卵なのだ。法の抜け道を、私も用意しよう。「この作品はフィクションであり、実在する団体や個人とは一切の関係はありません」。名前も一文字変えただけで仮名ともなる。いや?彼らは遠征していた時に適当な仮名を語っていたな?では、今はもう使われてないそれを使わせて貰おうか。
私は物書きとして世間に広め、文字の上でお前達を殺そう。そして、文字の上で呪いを掛けようではないか。
森
佐藤 暖
田嶋 翔太郎
大桃 翔一
この四人が後悔の火で溶かされた溢れんばかりの硬貨の沼に落とされる事を心から祈る。
恨みが恐ろしい事を知らしめてやろう。
むしろ、この話が売れて金が入り、満面の笑みで、ネタをありがとうと語る日が来るのも待ち遠しい。
この物語はフィクションであり、実在する団体や個人とは一切の関係はありません。
メーデーのOPにある言葉を思い出した上でお読みください。
私は、とある会社で働く訪問販売員。だが、売っている内容に実物は無い。皆が大嫌いなあの放送局の契約と徴収なのだから。
ナビ端末を片手に、私は一人で街を練り歩く。確かその日は五月。じわじわと緑が生い茂り、若干の寒さの中に日差しの暖かさを感じる、奇妙な季節であった。
ただ、こちらはスーツ姿。そのジャケットは寒暖を左右させるには、タスキの諺のような状態だ。
「対策」と呼ばれる、訪問をしていた場所は東大宮の6丁目。
その日も集合住宅のインターフォンを押し、その場で怒鳴られた。
その言葉に自身の胸を痛めつつ、思い返せば自分の未来とは本当に未知であったと思い知らされる。
2015年の12月、私は夢の広がるアルバイトから一転、この業界へと落ちた。
6年後に控える、祖父と進めているマンションの建造計画の一旦として、辛い仕事の正社員になることを決めたのだ。
銀行から少なくとも2000万は借りなくてはならない。だが、残りの1億以上は、不動産業を営んでいた祖父の力を使えば現実的な話。
未来の為に、今苦労をする。…だが、それは自身の性格からは、遠く離れた考え方であった。
まず、私は博打が好きだ。一発逆転を狙い、一攫千金を得ると言う快楽が大いに好きなのだ。
次に、楽しい事が好きだ。仕事などクソ食らえ。私は、私が楽しいと思う事しかしたくない。
皆も、心の底ではそれを望んでいる。一見当たり前に見えるその精神。だが私は、人よりも何倍もその欲求が強いのだ。
夢を打ち砕くかのような罵声、そして、訪問員こそが抱える、放送局への矛盾。
これらが大きく重なった時、私のスマートフォンが、まるで闇へと陥れる運命を紡ぐかのように震えた。
「Y!久しぶり!元気してる?」
それは、「大桃 翔一」と言う男からのLineだった。
ちなみに、Yとは自分の事である。
だが、この大桃と言う男、実は私はあまり好きでは無い。
何故なら、インターネットビジネスの「M3」において、幹部をしていた男だ。
そして、私と同じ中学校の出身であった。
だから、後に信用してしまった。…今、そんな事を言っても、言い訳でしかないのだが。
さて、大桃からLineだが、書いてあったのはこんな内容。
「良すぎる案件がある。話だけでも聞いてみないか?」
…過去の記憶から、私は彼を全く信じられなかった。
そもそもインターネットビジネスとは、悪い言い方をしてみれば「マルチ」と呼ばれる詐欺に近い物なのだ。
自身の利益の為、友人達から金を巻き上げる…。まあ、私は本当に面倒くさがりだったが為に、誰も地獄に落とさずに退会したのだが。
ただ、マルチやねずみ講なんかと違うのは、M3の場合は「マイタケエキス」とやらを使った健康食品を実際に販売していた事にあるだろう。…効果?知らんね。
話を戻す。
とにもかくにも、彼の話は嘘が付き纏う。
だが、変化が欲しかったのも事実。別に話を聞くだけなら…と軽視したのも事実。私は、彼を含めた詐欺集団が待ち構える池袋に向かってしまったのだ。
5/3
私は、池袋の西口に居た。奴は15分遅れて来た。
「よう、久しぶり」
そんな声を掛けられる。お久しぶりです!…と返す。
だが、私は人の顔を覚える事が凄まじく苦手な男なのだ。
未だに半年も働いている職場の同僚の名前を覚えきれていない程に。
だから、彼の顔を見たところで、本心は初めまして。だった。
…。
西口を出て、三井住友銀行を右に曲がる。
今までナンジャタウンや池袋サンシャインに訪れた事はあったが、この景色を見せつけられ「都会」と言う物の認識を改めた。
「なあ、今なにしているの?」
と、彼は調子の良い聞き方をする。
金髪にチャラいネックレス…。普段であれば、目も合わせたくないようなDQNが。
「N○Kの集金です」
「うっそ!?マジで?あんなんやってんの?」
「はい」
「あー…でも、俺んところにも来たわ。やっぱり怒鳴られたりするでしょ?」
「すっごいされます」
「めっちゃくちゃ大変そうだよね」
…。
この会話。いや、彼の話し方。
既に私は話術に落とし込まれていたのだ。
基本的に、彼らは「詐欺師」である以前に、誰かから金のやりとりをする「ビジネスマン」なのだ。つまり、会話の中で誰かに信用を寄せさせる為の「話術」を持っている。
それはまるで手品のようで、右手にコインを握った事を信じさせながらも、実は左手に隠しているかのようである。
つまり、「それ以外」の人間は、簡単に騙せるのだ。
それは、絶対に侮らない方が良いだろう。戒めでもあり、皆への警告だ。
カラオケ「パセラ」とパチンコ屋の間の通りへと歩を進めながら、彼と雑談に更ける。
だが、道が狭まり出した時、彼は深く、真面目な顔をし始めた。
「実は、今日呼んだのは…覚えてる?」
「ああ、良い話って」
「そう!そうなんだよ!」
日建工科二号棟を右にまがりつつ、彼は話す。
「実は、ほらM3の時の事覚えてる?」
「あー。ありましたね」
「そん時、いつか起業したいって言ってたでしょ」
…。そうだ。確かに言った。いや、言ってなかっただろうが、言った気がした。
昔から好きな事には格別に力を入れていた性格。自分の好きなように生きると言う、自己の名誉をレールにしている事…。彼はそれを覚えていたのだ。
「でさ、今回の件ってのも、それに関係する事なんだ」
「へぇ」
「ある人が居て、その人が起業のコンサルティングをしてるんだけど、ほら…今の世の中って起業する人が少ないじゃん?」
「そうですね」
「だから…社労士ってわかる?」
「いや…分からないです」
「まあ、その起業した時に会わせてもらえるんだけど、起業した時って助成金が出るんだ。助成金も分かる?」
「…すいません」
「あはは。いいよいいよ。そうだよね」
…まるでそれは馬鹿にするかのように笑う。
私と彼は、進んだ先の開けた通りに出た。
そこを左に曲がりつつ、会話は弾む。
「その助成金を出すのは国なんだ。で、国会議員の人と繋がってる社労士さんが居て、その人の助けで助成金を相当な確率で貰えるようにできててさ!」
ああ、この時点で察しはした。
彼は、私に起業させたいのだ。そして、美味い話の表面を見せつけ始めているのだと。
「まあ、そのコンサルやってる人の住んでる所がこの近くなんだけど、きっとYも気に入るよ」
「そうなんですか?」
「だって、その人ポーカーが大好きでさ。テキサスホールデムってわかる?」
「…!」
…この言葉に、俺は心を踊らされた。
私はボードゲームが大好きだ。チップを使ってトランプをする事も。
随分前に読んだ「やらない夫のポーカーの話」。それに惹かれて、様々なグッズまで集めていた。
そして、このアメリカではポピュラーなポーカーは、その面白さと裏腹に、日本では浸透していない事を悩んでいたのだ。
「ええ、知ってます!」
「マジで!?けっこうやってたの?」
「いや…中々メンツが集まらなくて」
「マジ、その人めっちゃ強いから!つか、好きすぎてポーカーテーブル買ったから!」
「!!」
ポーカーテーブル。皆さまも、ベガスを舞台にした映画で見たことがあるだろう。
あの広々とした滑らかな緑のテーブルだ。
…ちなみに、金も場所もない癖に、私も購入を考えていた時期があった。
麻雀卓すら不必要な程あると言うのに。
「て、テーブル…」
「今から行くところ、マジで置いてあるから!びっくりするよ!」
「楽しみです!」
ある程度進み、ファミリーマートへと入店する。私は甘党だ。だから、チョコレートを買ったのを覚えている。
…店内のATMに書かれていた「振り込め詐欺に注意」と言う文字も、私は見落とす。
きっちりと、「詐欺」と言う言葉を思い返していれば…。今となっては後悔しか残らない。
「はやくー^^…だってさ(笑)」
彼の声に、急いで店を出た。
…まさか、その目の前で輝く新築同然の集合住宅に「悪魔」が潜んでいるとも知らずに…。
その集合住宅は五階建てであった。エントランスは大理石を磨き上げたかのような美しい床が広がっており、二階部分まで吹き抜けのようであったと覚えている。
私は、その光景に目を奪われた。タワーマンションでなくとも、この住まいは高級に値すると確信したからだ。訪問員が職業ならばなおさらである。
「ここ、月20万近いらしいよ」
さらりととんでもない発言をしつつ、彼はオートロックのボタンを501と押した。
…聞きなれたピンポーン…と二回繰り返す音。
いつもならば、社員証を見せつけながら礼をするんだよな…などと、職業病にも似た思いが走る。これほど素敵な場所であれば、きっと衛星契約になるだろう。とも思った。
一瞬、プツリと音がした。それはインターフォンを対話にした証の音。501と言う数字が消えたのも、それを裏付ける。
そして…。そのままオートロックは解除された。
誰が住んでいるのか、その主の声を聴くことは出来なかった。
「ほい、入るぞ」
彼が言う。その後に続いて進む。
オートドアの先のエントランスは、これまた新築さながらの美しさがあった。
近未来的…と比喩しよう。
そして、同時にエレベーターのドアが開いた。
「ここさ、勝手にエレベーターが来てくれるんだよ」
「すごいですね」
「しかも、行先の階にしか行けない。勝ってにボタンが押されてるんだ」
改めて驚かされる。
エレベーターの広さは、1.2メートル×2.3メートル程度で、非常に広々としていた。
中の匂いも、床に敷かれた新品のカーペットから漂うかのような、非常にすっきりと、それでいて工業的であった。
そして、まるで私の運命はこの時点で地獄に向かう事が確定していたかのように…。
それは静かに、動き始めた。
…。
エレベーターを降りて左に曲がる。
距離はたったの2メートル程度の部屋。501と書かれていた。
ドアはノブを捻るような物ではなく、昨今の住宅でよく使われる「引く」タイプの物であった。
彼は、まるで自分の家のようにガチャリと明け、中へと入る。
だが、私は職業上、許しが出るまで…もしくは、もともと中に入る事自体を行わない為、ドアの前で彼から言葉が投げかけられるのを待った。
するとすぐにもう一度扉は開き、「なんで入らないの?」と思うような顔で、彼が出て来た。
「ほら、入っていいよ?」
「あ、ありがとうございます」
…。
玄関は1.5×1.5メートル…。それほどの広さは無い。
今まで仕事で培ってきた目で見れば、外観からは単身向けの集合住宅である事は分かっていた。玄関の広さも予想通り。
だが、全体的に几帳面な程に磨かれて光る床やら下駄箱やらは、ファミリー向けのデザイナーズ住宅のようであった。
玄関を入って正面と左手にはドアが一つずつ。彼は正面の方を開いてずんずん進んだ。
私はそんな事よりも、自身の足の匂いが不快感を醸し出さないか不安であった事を記憶している。
「おう、お疲れ」
…奥の方から、男の声が聞こえる。それは落ち着いた僅かに低めの声であった。声から察するに、20代後半から、30代後半までの人間であろう。
靴を並べて奥を見ると、これまた部屋の豪勢さに驚かされた。
…奥には仕切りのようにホワイトボードがあった為、どのようになっているかは分からなかった。だが、左手側に見える机、いや「台」は、見間違うはずがない。
あれは、「ポーカーテーブル」だ。
私が圧巻されて言葉を失っていると、男はホワイトボードの横をすり抜けるように現れた。
「ども」
…。
腹は若干のメタボ気味、服は黒色でワンポイントの絵や字すら無いシンプルな物…だが、少しヨレヨレである。ズボンは短パン。まるでトランクスを少し長くしたかのような、海パン?と当初は思ってしまうような物。少し太めの黒縁眼鏡をかけて…。
およそ、この部屋に住むには相応しくない男であった。
…正直、私はあっけにとられた。
この場所に来るまでにしていた緊張。それはまるでヤクザの事務所にでも向かうような雰囲気と内容からきているものであったからだ。
住宅の外観からしても、喪服に似たスーツを身に着け、金髪で見るからに…と言う事を想像していた。
「お疲れ様です」
大桃は、男に一礼する。
その言葉に流されるかのように、私も一礼した。
「初めまして。Yと申します」
「おう、初めまして。森です」
森。彼は森と名乗った。
そして同時に、私の全身を軽く見た、だが、内面は舐めるかのように、慎重に見ているのが分かる。
「えっと、起業の案件だっけ?」
「はい」
「え?」
…。
待て。それはおかしい。
私は確かに、話を聞きに来た。ああ、美味い話があるから…。と。
だが、取引先との商談に来たわけでは無いのだから、初対面かつ会ってすぐに、見るからに怪しいソレを持ちかけるのは、いささか不自然では無いだろうか?
私の心に、疑惑のポイントが溜まる。だが、それはすぐにかき消される事となる。
「あー…はいはい。とりあえず座って」
「あ、ありがとうございます」
…。
リビングに入ってすぐ右手側に用意されたソファに腰掛ける。
これがまた、ふわり…と座り心地の素晴らしいものであった。
森と言う男は、テーブルのディーラーの位置へと座り、赤色マルボロへと火を付けた。
「…あれ?ポーカーは出来るの?」
「はい」
「おー!本当?」
「はい。コイツ、チップとか買うぐらいは好きだそうですよ」
「へー!」
…大桃は、私の事を推す。
それと同時、テーブル上のチップをチャラチャラと鳴らしながら座った。
「じゃあ、後でポーカーしようぜ。え?テキサスだよね?」
「はい」
「おお、良かった。なに?そう言うの好きなの?」
「好きです。テーブルゲームとか」
「へー」
…。先に皆には知らせておこう。
相手を自身の手のひらへと乗せて躍らせる為に、信用させる事。そして陥れる事を「クロージング」と言う。彼らはソレのプロフェッショナルであり、詐欺師たちの基本的なスキルの一つである。
それは初対面かつ、今までに経験した事の無い人間に対しては、想像以上の威力を発揮するのだ。
だが、逆を返せばそれは「クロージングのみが武器である」事に他ならない。彼らは嘘を正当化して話す。それに飲み込まれないように心がけるのが、詐欺に対抗できる唯一の手段である。
…だが、彼らの場合はもう少し違った。嘘の中に、本当の話が紛れ込んでいるのだ。
「え、じゃあ趣味はゲームとか?」
「はい。まあ…でも趣味と言うか…」
「コイツ、楽器やってるんですよ」
大桃が楽器の話を持ち出した。それと同時、私の心は踊る。
私は、実は琵琶と言う楽器を15年近くも稽古しており、それが自信であり誇りなのだ。
それを馬鹿にされる事に対しては絶対的な怒りを見せるものの、それを話しのタネにしてもらえる事は並々ならぬ快楽となる。
「へー。何やってるの?」
「琵琶です」
「琵琶!?琵琶って…あの昔の奴?」
「はい」
「すっご…」
森はあからさまに絶句する。オーバーなリアクションであるが、それこそクロージングの一歩目だ。
「あ、じゃあ楽器関連で組ませても良いかもな」
「…SYさんですか?」
「そう」
SY。ここで登場する名前。残念ながらその素性を明かす事は出来ない。後に語るが、彼は一種の被害者であるからだ。※追記、コイツも詐欺集団の一人確定です。
ヒントは出させてもらおう。
「なあ、SYって知ってる?」
「いえ…」
「音楽家で、アニメのEDとか制作してんだよ」
「へぇ」
「検索してみ。マジすごいから」
言われるがままにグーグルで検索をかける私。…その凄い人間と取引をしているのだと、見せつける為…であるが、私はまったく気づかなかった。
名前を検索欄に入力しボタンを押す。すると、そのSYと言う人間の会社が出て来た。
(株)SD。
「あ、それそれ。押してみ」
と、大桃が近づき、スマホをのぞき込んできた。
私は言われるがままに、会社のホームページを開いた。
そこには、所属のミュージッククリエイターの写真と名前が連ねられていた。
一番上、代表取締役の欄に…。そのSYと言う人間が居る。
「へー」
「な?すごいだろ?」
…確かにすごいのかも知れない。何故なら、彼の曲が使われたアニメには、某アニメなどを始めとする、非常に有名な物が多く存在していたからだ。
そして…。私が騙された原因の一つも…そこに書かれていた。
「…え!?」
「ん?どした」
私はすっとんきょうな声を上げる。
…あ、そうそう。全く関係ないけど、私はとあるサイトで小説やSSを執筆している。その内容は「艦○れのキャラクターとディズ○ーリゾートを巡る」と言うものから始まり、不動の人気を得ていたのだ。ちなみに今では、「艦○れ ディ○ニー」と検索すれば、一番上に候補として挙がって来る。他にも、何故かは分からないが、私のペンネームを地図上で検索すると、それこそディ○ニーリゾートが該当したり…。…応援して頂いた皆様には、心からの感謝を。
つまり、私が今小説を書いている最大の理由。10万回を超えるPV数を獲得する事が出来た最強の理由。それが「艦○れ」であった。
まあ、それとはまったく関係ないが、SY氏の編曲には覚えがあった。
私は流されやすく、そして馬鹿な男。
この時点で心は傾いた。
「…?」
「私の大好きなゲームです」
「へー!」
タバコの灰を二度、三度、灰皿にたたきつけ、型遅れな白いスマホを取り出しながら彼は続ける。
「あ、そいつ普通に俺んち来てるから、会えるし組めると思うよ」
「本当ですか!」
「ほら、これ」
…。
そう言って彼が見せて来た写真。
私は驚愕する。そこに写っていたのは、まさにこの部屋。
だが、そのポーカー台に座り、今にもベットをしようとしているのは…SYであった。
SYと彼は、少なからず深い仲にある事が明白に見える。
「ちなみに、ゲームとか好きなの?」
「あ、はい。色々とやってます」
「へー…。アクションゲームとか?」
「いえ、音ゲーを少々」
少々…どころか、二寺と略されるソレは、皆伝であるが。
「あー…。俺音ゲーとか全然出来ないから、ほんとスゲーと思う。だって滝みたいに流れてくるじゃん?」
「そうですねー」
「え?何?全部見えるの?」
「半分…ぐらいは」
「うっげ…。反射神経とかめっちゃ良いでしょ?」
「いえ、大体記憶ですよ」
「それもヤバい」
またも大げさな顔をして驚く。
そしてまた、信用を得る。
きっとこの文章では、Mと言う男の実力は分からないだろう。それもそのはず。半年近く前の出来事を、記憶を頼りに書き出しているのだから。だが、会えば一瞬で理解できるだろう。「あ、この人は信用しても良い人だ」と。…思わされてしまう事実を。
腐っても詐欺師。その第一印象に加え、言葉の数々は全てが罠。
一つの話題から次々にずらし、対する人間の底を知り、掌に乗せるのだ。
ここまでで、彼は性しか名乗っていない。だが、凄い男だとにおわせる。おまけに私は、様々な情報…いや、弱点を教えてしまっていた。
「そう言えばMさん。コイツ、元Dキャストなんですよ」
「マぁジで!?」
「はい!」
「え?じゃあほら…なんだっけ豆知識とかさ、記憶してんの!?」
「はい!」
「すっご…」
詐欺師は煽てる。被害者は笑い踊る。
詐欺師は驚く。被害者は得意げな顔をする。
その実、中身はどす黒い。
私は自身の誇り、そして今までの自慢をする。それは話していて気持ちがいいし、相手が話を聞くことに特化している人間ならば猶更だ。
愚かにも。
だから私はついつい、更に口を滑らす。
「え?他に趣味とかあんの?家帰って全部琵琶とゲーム?」
「いえ、小説書いたりとか」
「小説まで書いてんの!?」
「はい」
「多彩なんだな」
「いえいえ…」
ありきたりなお世辞は嬉しい。
10万回も読まれ、褒められたと言う自分自身を肯定してもらえたようで。
「…あ、なあO」
「はい?」
「確かさ、アニメーター関連とかSY強いよな」
「音ゲーとか、楽曲提供してますし」
「こいつさ、マジでSYんとこ投げ込まない?」
「良いんじゃないですか?楽器関連」
「いやいや、それもそうだし。小説とかも。どっかねじ込めるでしょ」
…。
勝手にトントン拍子に話が進む。
…ああ、自身の名誉の為にも…いや、名誉なんてものははく奪されたのだが、私は彼らを信用する気はさらさら無い。
心の奥深くでは、表面に出さないように気を張りながらも、「そんな美味い話があるもんか」とは、常に思っている。
だが、彼らからしてみればどうでも良い事だろう。美味い話、リスク、そして金と人脈…。それらが一瞬でも天秤に掛けられる状態を作れるのであれば、それは底なし沼のように足を掴んで離さないように出来るのだから。
表面上でも沼は深い。触れてはならなかったのだ。
Oに連れられて、ここへと来てはいけなかったのだ。
そして当時を思い出すだけで、私は怒りと悲しみと、なにより悔しさに苛まれ、文を文章に出来なくなる。…きっと読みにくい文だろう。だが、それらの一つ一つが、私の心を表す物だと、再認識してほしい。
そして、これは初手に描いたフィクションと言う言葉の中で発する物であるが、事実だ。
話が逸れた。続けよう。
美味い話をし続ける森。そしてそこに広がる不安。
だが、私が彼らに騙された3つの大きな餌。それを言い放つ。
「スリーカントリーズって知ってる?」
「いえ、知りません」
「俺が面倒見てやった会社なんだけど、そこの外部取締役がSYなんだよ」
「…!」
なんと!あのSY氏が、外部取締役の会社ですと!!
私 か ら 200 万 円 を 奪 っ た 詐 欺 会 社 の ト ッ プ が S Y 氏。なんですと!!
マスコミさん。正義を志す拡散者の皆さん。これはとんでもない話ですよ。
この餌、後に分かる事ですが、結論を言いましょう。はっきりとは分かりませんが、スリーカントリーズと少なからず関連があったんですよ。
SYさんの開く音楽イベントに出資したり、佐藤とSYが直接会ってたり。むしろ、俺も会った。彼と会った。だが、彼は彼で騙されている。これを明るみに出して、詐欺師を殺す為、彼の無罪を勝ち取る為にも、必要な拡散なんですよ。
さて、次の餌だ。
「ちなみに、起業ってどのぐらい金かかるか知ってる?」
「…100ぐらいですかね?」
「鋭い。すごいね。そう、大体100万円ぐらいなんだよ。まず登記ってのが必要で、それが30万前後掛かるんだよ」
「へぇ…」
「で、それが一番掛かる金額かな。他にも色々なのがあるんだけど、会社の印鑑とか作ると、さらに10万以上掛かる」
「そうなんですね」
「なんだけど…。助成金って知ってる?」
「いえ…いや、名前だけは…」
「会社って設立した後に申請して認められると、助成金が入るんだよ。で、それが最低でも…まあ400万円ぐらいかな」
「そんなに!」
「で、その申請とかを行うのが社労士って人なんだ」
この辺りは本当の説明だ。何一つ偽りは無い。
そう、申請して認められれば、使用意図の制限など無い金が振り込まれる。
…申請すれば。の話だが。このクソ共は行わなかったからな。
「社労士に支払う金額だとか、他にも国に払う金額だとかがあるんだけど、その辺は割愛。資本金とかもあるし。で、大体100万円なんだ」
「へぇ…」
「で…。今、俺たちはとあるプロジェクトをしてるんだ。今の世の中、起業する若い奴ってのがすごい少なくて、それを支援する企画なんだ」
大桃が話に割って入る。
「俺もこれで企業決めたんだ」
「でさ、基本的に企業した後で一番大事なのはコネなんだよね。色々な社長とかとの繋がりが死ぬほど大事。何も無いまんま起業したって、それが無いからつぶれる奴が多いんだ」
「確かに…」
「そこで、スリーカントリーズが割って入って、俺がそういうコネはむちゃくちゃ持ってるから、色んな人と会わせる事が出来るんだよね。例えば…FFのスマホアプリ版の作成に関わってる社長とか、SYだとか。だから、色んな所で使える人材を集めてるんだ」
集めてたのはカモのくせにな。
「なるほど…」
「だからさ、そういう起業だとか、すんごい野望を持ってる人を10人前後募集してるんだ。もう少ししたら社労士にお願いしてる期限だから締め切るけど」
「…」
「Yって起業はしたいと思ってるの?」
「…したいですね。でも、今じゃなくて良いと思ってます」
弱い意思で語る反対。だが、スマホにはSDのホームページが輝いている。
森はきっと、押せばいける…と考えたのだろう。
「今じゃないって言うけど。俺が今まで見て来た中で、後で後でって言ってる奴は成功した奴はいねぇよ」
…それは現実味を帯びた言葉だった。そして何より、謎の説得力があった。
本当はメタボでガマガエルみたいな30代のダルダルオッサンが話してる言葉。
だが、奴らは「詐欺師」なのだ。どんな言葉にでも説得力を持たせる事の出来る天才の言葉なのだ。
たった20年しか生きてないガキが騙されるには、十分な証拠と力だったのだ。
「…確認したい事があって」
「ん?何?いいよ。なんでも」
「いえ…あの、社長に確認したいんです」
「誰に?」
「いえ…NGの社長に…」
NG。NHKの下請け。その社長は何度も挫折を味わった上で、ベンチャー企業の社長になったのだ。彼に聞けば、これが良い話なのか、それともどうなのか、きっと教えてくれると思った。
「反対されるに決まってるでしょ」
「え?」
「だって、まだ設立して期間の短い会社の社長が、人材が減る行為に賛成すると思う?」
…確かに。反論の余地は無い。
「その社長がどうなのかってのは分からないけど、失敗して失敗して、今があるんでしょ?俺たちはその失敗を一度でも経験しないようにって保険をかけられるようにしてるんだよ」
「…」
「事業が失敗しても助成金が出る訳だからマイナスにはならないし、何より自分の会社があるってだけで、この先に出来る事の幅が広がるんだよ。だから、下手に起業するぐらいなら、こっちで起業してほしいと思ってる」
「じょ、助成金の申請は通るんですか?」
「国で審査されるから100%とは言えない。でも、その社労士が国会議員と繋がりがあって、スリカンの連中は助成金800万入ってるんだよ」
「800…」
「そもそも通すのに必要なのが、その会社の方針って言うか、事業計画なんだよ。スリカンは地方支援…。つまり、この起業させるってのが認められて助成金が下りたんだ」
「…」
この時、スマホではスリーカントリーズを検索していた。すると、登記検索サイトが出てきて、スリーカントリーズは本当に(株)として設立されていたのを確認できた。
つまり…だ。
スリーカントリーズとは、
本当にある会社であり、
国から認められた事業を行っている会社であり、
本当に色々な社長たちとのつながりのある会社である。
と、思い込んでしまったのだ。
「…祖父に相談させて下さい」
「おじいちゃん?なんで?」
「祖父も起業してて…で、その辺詳しいから…。あと、100万なんてお金も無いんで」
「借りるんだよ」
「借りっ…銀行ですか…?」
「消費者金融で」
「…」
「あいつらもそうやって起業して、俺の繋がりで2カ月で返済しきったから。そもそも二ヶ月ちょいしたら助成金が転がり込んでくるし、人材派遣業務をメインにしてるから、一月一本決めても8万ぐらいづつ入って来てるし」
「…8万」
「ハローワークみたいなやつなんだけど、紹介した奴が働く給料から天引き出来るんだよ。ハロワとかも、本来の給料額は28とかで張り出されてる奴から10万引いてるから」
人材派遣。これは実際に、色々な会社で行われている業務だ。
張り出される求人情報は、5万~10万も高い金額が書かれている。その紹介された者が働き続ければ、一月毎に金が転がりこんでくると言う夢のような仕事だ。
彼らはそれを地方支援と称し使っていた。
そして、このタイミングで思い出したのは、そんな祖父の志だった。
「男は借金した方が良い」。これは男を磨き、生きていくのに必要なハングリー精神のような物を培う為のモットーだ。
いつか、マンション経営の為に借りる1000万以上…。それと見比べた時、私は思ってしまった。
この100万は安いと。
そしてそうやって転がった思いは加速していく。
手に持ったスマホにはSYの写真。
燃える野望。
…。
…。
…。
気が付けば、レイクの無人契約機の前で震える俺が居た。
どーも。おじさんだよ。
本文からは名前削除したし問題無い訳だから、こっから覚えてる限りの続きを書いてくよ。
先に一言代理人に対して言わせて貰うけども、この修正内容を確認したのならばそれらしい一報を入れるように。
…いや、最終確認すらしないアホな訳ないや。それはない。
さて、と。続きだっけ?
まずね、俺はレイク含めて3社から120万前後借金したよ。うん。馬鹿だったもん。
ただね、皆はそれをただの馬鹿って思わないで欲しいんだよね。よくさ、「オレオレ詐欺なんか引っかからない」って思うじゃん。アレと一緒。詐欺師ってのは、いつだってテグス引いて待ってるもんだよ。きっちり建てられた城壁で守ってると皆思うだろうけど、地下掘ってでも入り込んでくるんだから。ゴキブリは。
まあ、そんで120万は会社印と、他の社労士通す用の経費、名刺代とかで全部かっぱぎさ。
名刺一枚も完成しなかったけどな。詐欺なんだし。
で、SYと無意味なお茶会したねぇ。大体、森が間にはいたけど、勝手に自分のブランド品のSYがカモと仲良くするのを避けてたんだろうね。
で、だ。相変わらず森の態度はひどいもんだったよ。「お前だけ特別」感はすごい出す癖に、こちらの文句は封殺する。
これは俺が洗脳後だったってものあるけど、森は俺の会社が軌道に乗るまでアシストしてくれるつってたのさ。SYとかとの面会だけじゃなくて、借金の肩代わりまで提示してきたよ。そんな状態だったからさ、「金の無い者が、強者らしき男に頼らざるを得ない状態の時、果たして文句は言えるかね?」って事。封殺の仕方が上手いよね。よっ!大詐欺師!
あんまり褒めたくないけど、割と森だけは頭いいよ。他の登場人物全員馬鹿だけど。俺も。
でさ、森はやっぱり金持ち感出すのがすごく上手いんだよね。裏スロで40スロを三台同時回しして見せつけるってのもあるし、会うたびに2000円ぐらいの飯は簡単に奢ってくるのさ。
そんでさ、名古屋に飛ばされたんだ。
スリカンが名古屋で事業展開するから着いてけってなってね。無一文で名古屋行ったよ。
そうしたら、金無しで帰れないのを良い事に、半暴力暴言パワハラして、無理やり詐欺の片棒を掴まされかけたんだ。基本はパシリだったから、ほとんど経歴は真っ白だけどね。
で、ネカフェで4日間連続で泊まったりしたけど、勿論アイツらは金なんか出さない。ネカフェ代は出すが、飯に至っては全く出さない。ペヤング超大盛を一日一回だけ食って、腹が鳴っても絶対に稼ぐまで帰らない!って心に決めてさ。
はじめの一歩の鷹村みたいに、クッション抱いて腹の音を閉じ込めたり、無料で食えるアイスとコーンスープだけで凌いだよ。大体5キロは体重減ったかな。
で、遂に決裂だ。
そんな状態に陥っても、まだ森の事を信じてた俺を見かねて佐藤が言ったのよ。「森が良い奴な訳ないじゃん。俺も借金させられて、アイツ大嫌いだよ」。
って。んで、俺が払った金ってのが散財に回されてて、見事に詐欺に引っかかったってわかったんだ。
…名古屋行ってから大体二週間ぐらいしてからかな。親に一万振り込んでもらってさ。口実つけて、東京に帰ったんだ。
あの武蔵野線の中ほど、恐ろしいまでの安心感に包まれたこと無かったよ。ようやく帰れる…って、涙ぐみながら帰った。
それからして、本当なら名古屋にはすぐ戻るって言ったんだけど、俺は戻らなかった。
そもそも口実として帰った理由は、俺が子供の頃からやってる楽器だったんだけど、佐藤はそれすら馬鹿にした。俺はその楽器を馬鹿にされる事だけは断じて許さない。…そういう理由もあって、俺は絶対に戻らなかった。
で、大桃と佐藤、森に内容証明送ったよ。詐欺行為による返金を求めるってさ。
そしたらさ、馬鹿だよねー。3万だけとは言え、返金してきたんだよ。おいおいおい。と。詐欺行為による返金で本当に入金してきたって事は、内容証明上、詐欺行為確定だよ。皆も警察だとか弁護士だとかに「個人間の金銭トラブル」とか「詐欺行為の証拠が無い」って言われたんなら、俺が一種の証拠を持ってる。連絡して、どうぞ。
で、このSSを書いて…。で、仕事始めて…。
それから少ししてさ、森がSS削除して欲しいから返金するって知らん第三者入れて連絡してきたのさ。個人Lineは相変わらずブロックしてる癖にさ。
んで、一万入金されたよ。おいおいおい、森も詐欺行為露呈してんぞ。そんなに頭良くなかったかもな。…あ、勿論録音もしてるから、確かPCの奥底に証拠入ってるぞと。
で、このSSの事なんか忘れて、過去と決別したかに思ったら今年の一月。今度は名誉棄損でSYから連絡ですよ。仲介人アリで。
そのSS削除するって息巻いてんの。
馬鹿かと、あほかと。おいおいおい、と。
このコメント群を見る限り、このSSは一種の情報司令塔だ。例えばさ、迷惑メールのアドレスググると、本当に迷惑メールかどうか分かる情報サイトがあるじゃない。アレと同じなんだよ。と。
若者ってのは基本馬鹿だ。ハニートラップに引っかかってぼったくられる奴は未だに絶えないし、何より本当に憂慮すべきはこういう連中だ。ウシジマくんとか、クロサギだとか、ナニワ金融道とかさ、ああいうのを見て、「うわ~絶対こうはならないわwww」ってニヤける奴は、「いざ」が起こると本当は弱いもんだ。だってさ?そういう漫画で対策出来てる!って思っちゃうんだよ。心の中で。対策できてる!ってのは油断だよ。その対策外の攻撃が来た時、爆発してからようやく気付くんだよ。
例えばさ、起業系詐欺って聞いたことあるかい?俺は当時無かったよ。一応ググったんだけどね。
同じような若者が20人も集められて、一丸となって全力で起業しよう!ってなった熱狂に足を踏み込んで、果たして冷静でいられるかい?って事さ。自分で波立て、皆の波に同調してんだよ、無意識に。披露宴でビンゴやったら、リーチ出始めてから自分もドキドキし出すだろ?それと同じなんだって。
でさ、俺は大して金がねぇから訴訟に漕ぎつけようとしなかったさ。って言うか、俺は陰湿だから、例えば…例えばだよ?森や佐藤が結婚でもして、子供が出来て、小学4年生ぐらいになって、幸せ絶頂の時に、学校とPTAと子供たちに「お前の親は詐欺師だぞ」って教えてやるタイプなんだよ。お前らが幸せに浸れる時間なんかあっちゃならんのだよ。
ってなったらまずはどうするか?こうやってネットで仲間を集めて集団訴訟。良いじゃない。
現住所割り出して、そこに内容証明。良いじゃない。
アイツらに騙された連中の数だけ、呪詛がここのコメント欄に吐き出されてる。それはつまり、俺と同じく、個人だと怒りに打ち震える事しか出来ない連中ばっかりだって事さ。
そうして何より重要なのは、これ以上の被害者を出さない事だ。
こうやってちょっと調べれば、このSSに辿り着くんだから。その目の前の連中がどういうやつなのか、しっかり調べてから取引しろと。
まあ、とにもかくにも?このSSが果たして消されるかは分からんよ?難癖付けて、さらに金にむしゃぶりつくような連中が相手なんだからさ。そもそも、森たちがネット上でカモが掛かりにくくなったのかは知らんが、確かにこのSSが効いてるんだ。そりゃ消したくもなるわ。住処を追われりゃな。
まあ、俺たちに出来る事は次を出さないって事だ。そして、そうやって広まると、本当にもっともっともっと頭の良い奴が、救世主のごとく現れるだろう。
例えば、佐藤らへとスパイとして潜り込んだり、もしくは全ての会話を録音してたり。自らを内部調査員として、その見事な荒業を披露してくれる狂人が現れるはずだ。
それはそれで楽しみだよね。…まあ、俺はこうやって注意喚起しかできないからさ。
後書き
フィクションです。きっと。
SYから代理人を仲介した公開停止要求が来たので、問題のあった個人名部分を修正、変更しました。
ねぇ?自分の脛に傷が無くて、勝手に名前使われて詐欺集団の一人と思われて迷惑してるって言うんなら、それこそ[SYの名を語った詐欺に注意!]って協力するのが筋だろうにね。
これ実話ですよね!?
SC(略称)という会社の被害者はいるみたいですね。
早期の解決をお祈りします。
彼らにнаказатьあれ!
続きがみたいです!
よろしくおねがいします!
自分もこいつらの被害者です
森と大桃翔一は名前を知ってますが他二人は知りません
代わりに新しいメンバーもいます
自分が200万やられ、周りの人間10人近く総額2000万以上騙されてます
しかもやつらは他にも色んなやり口で騙してますよ
投資話、起業、スマホの契約、高額商品の売り付け
多分他にもあるんでしょうけど
20代前半を狙ったやり方なんでしょうね
これは事実です、
佐藤暖は逃げ回ってますので気をつけてください
私の周りにも何人も被害者がいます。
スリーカントリーズの田島将太郎、佐藤暖、宮内日暉には気をつけてください。
加害者は早急に償ってください。
メンバーの中には西文平と板倉皇貴っていう人間もいますね。
佐藤の地元は毛呂山町です。
小学生の頃からいやな奴でした。
ミツケタ
このボケナスどもその後どうなりました?
地方でも詐欺を繰り返してると聞きましたが
樋口瑞樹もメンバーにいるので気を付けてください
私も2年ちょっと前に佐藤暖にだまされました。
連絡などは取れません。
同じような被害者がいて、驚きです
この投稿を見て驚愕しました。自分もやられました。サウンドドライブという会社名で信用し、色々たち方法でお金を作らされました。
あげ
このコメントは削除されました
サウンドドライブの森、斎藤は起業コンサル詐欺師です。
集団訴訟おこしましょう!
集団訴訟おこしましょう!
サウンドドライブの森、斎藤、そして米田、石原などの名前を見たら詐欺師なので気をつけてください。助成金で取り返せるとかはすべて嘘。絶対にお金を渡してはいけない。多額の借金を背負うことになるよ。
サウンドドライブの森、斎藤、そして米田、石原などの名前を見たら詐欺師なので気をつけてください。助成金で取り返せるとかはすべて嘘。絶対にお金を渡してはいけない。多額の借金を背負うことになるよ。
文字書き屋のコメントで集団訴訟うんぬんの話はやめません?
作者さん可哀想だよ。たぶん、そんな話をするために書いたんじゃないと思うもの
超絶拡散希望!!!
未来の若者を守るために拡散規模
たぶんこの小説は管理者権限で削除されるんだろうな
読み手ができるのは不正に足突っ込んだやつを燃やすことだけだ
ttps://megalodon.jp/2019-0521-0812-26/sstokosokuho.com/ss/read/9574
ほい、魚拓。頭にh付けてな。
ビッグネームってほどじゃないが、ss投稿速報は艦これ系ssも多いし、取り急ぎ。
ttps://megalodon.jp/2019-0521-1847-26/sstokosokuho.com/ss/read/9574
あり
拡散するならこっちのURLのほうが強そう。
スリカンとサウンドドライブの不正を白日の下に。
作者が書き方下手すぎるからまとめると
1.数年前に大規模な詐欺被害があったよ
2.スリーカントリーズって会社が首謀で、sdって(言わなくても分かるけど)会社が詐欺に加担してるよ
3.sdの取締役のsyが弁護士使ってこのSSを削除させようとしてるよ
ってはなし
で。syはこのSSを名誉棄損扱いしてるって事は、詐欺の加担を認めてるよね?ってことでしょ
もっと言うならこのSSが消えたら、同じ詐欺被害が発生する可能性が非常に高い
個人的には削除なんてもっての他だと思うけどね
消させるな!!!!!
この話知ってます!!本当にあった事ですよね?
消えちゃうなら5chやツイッターで拡散しましょう!!
最近執務室の~が人気あるし、そっち浮上させてこっち広めるのはどう?
もうちょい感化する本文なら協力者募れる。
ってか詐欺被害助長する弁護士って誰よ。
こんな事あったんだな
こんなの読んだって、詐欺られる奴は詐欺られる
削除理由 名誉棄損で草
それ暗に認めてるやんけ
負けるな!
サイト管理人にはクソ迷惑な話だけど
詐欺被害撲滅には賛成
艦これ好きなら一回読んで損はない
かなり悪質な艦これ絡みの話
艦これを餌にする悪徳詐欺集団、サウ◯ドド◯イブ。森、斎藤、米田、石原、西は全員詐欺師なので気をつけよう。現金もぎとって、さらに借金させるからな!
艦これ最初期からやってて、アニメで一喜一憂して、そしてこんなクズ共が製作に関わってたなんて反吐が出る。
ワイ氏、リーク屋。
とりあえず真偽は分からんが投稿。
・ドリ氏は漁船に乗ってて、今は北海付近?
・接触を図って来たのは、SDお抱えの東京の弁護士?(唐沢じゃないが、唐沢並みの手腕)
・SYとの面会をSYがぶっちした癖に、それを棚に上げて削除請求してる?
・SDが他会社との契約が上手くいかなかった理由として、このSSが挙げられていた?