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イスラエル、レバノン沖合いの巨大油田、サラに埋蔵量が拡大、地図上ではレバノン領海?

2015年03月10日 16時57分43秒 | thinklive

*化石燃料は間もなく枯渇するという、資源有限説にボク等の世代は洗脳されてきたが、どうやら、それはウソクサイ、

*エジプトの巨大ガス田の開発にBPが着手する、日本の太陽光発電は昨年末、承認された案件だけで国内原発に匹敵する?

*エネルギー枯渇説は、石油価格の暴騰構造を体制化するための戦略的CMであった、と、考えざるを得ない、

*イスラエルが石油ガス輸出国になれば、それはソレで自国防衛の不安を拡大する?アラブは王族国家と軍治国家が生き残り、あとは荒廃と混乱の中にある、イスラエルの生存防衛のための、アラブ独裁国家は壊滅した?

岸信夫・外務副大臣があすからエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区、トルコを訪問する。岸氏の実兄は現首相の安倍晋三氏でもあり、地球儀外交を標榜する安倍首相の名代として大役を担う?

イスラエル沖合のリバイアサン天然ガス田で、天然ガス埋蔵量が大幅に増加することが、米コンサルティング企業の最新の探査方法で分かった。*14/7/10、*リムエネニュース

  米コンサルティング会社のネザーランド・セウォール&アソシエーツ(NSAI)が、リバイアサン天然ガス田で実施した最新の3次元地震探査とラボ解析によると、ここでの天然ガス埋蔵量が21兆9,300億立方フィートとなり、前回調査の18兆9,100億立方フィートから約16%増加した。NSAIは、1961年に米テキサス州で設立。エネルギー開発における探鉱事業にかかわる会計、シミュレーション研究、探鉱資源アセスメントなどで実績を積み上げてきた。

 リバイアサン天然ガス田は10年6月、イスラエル沖合で発見され、ハイファから47キロメートル離れた、海底1,645メートルに位置する。前年のタマル天然ガス田に続く大型ガス田の発見となった。当初、天然ガス埋蔵量が18~19兆立方フィートと推定された。この量は、イスラエルが必要とする100年分に相当する天然ガス供給が可能とされ、国内外の注目を集めた。独立系エネルギー探鉱会社の米ノーブル・エナジー(本拠地はヒューストン)がオペレーターを務める。

 米エネルギー情報局(EIA)によると、イスラエルの石油埋蔵量は14年1月現在、1,150万バレル、天然ガスが10兆1,000億立方フィートとされる。リバイアサン天然ガス田の商業生産は早ければ2016年に開始するとしている。タマル、リバイアサン天然ガス田などからの供給開始で、イスラエルは10年後に天然ガスの輸出国に躍り出ると予測されている。

 ただ、イスラエルにとって最大の懸案は政情不安だ。パレスチナ自治区をはじめ、イランなど敵対国との関係改善が求められるが、歴史的な経緯や宗教上の対立など一筋縄で解決し得ない。イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織「ハマス」との間では現在も軍事衝突が続く。今般、エジプト政府が停戦を仲介したが不発に終わり、情勢はさらに混迷の度合いを深めている。今年初め、リバイアサン天然ガス田の生産が開始した場合、イスラエルがパレスチナに対し、天然ガスを供給する手筈となっていたが、双方の戦闘が長引けば、これが反故にされる可能性も高まっている。

 こうした状況下、岸信夫・外務副大臣があすからエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区、トルコを訪問する。外務省によると、7月19~26日の日程で、期間中にパレスチナのマフムード・アッバース大統領との会談が予定されているという。岸氏の実兄は現首相の安倍晋三氏でもあり、地球儀外交を標榜する安倍首相の名代として大役を担うことになりそうだ。

イスラエル沖のTamarガス田からの天然ガスパイプラインがYam Tatisガス田で既存のパイプラインに接続され、3月30日にAshdod天然ガス基地への天然ガス輸送が始まった。
同ガス田の推定埋蔵量は約2700億立方メートルで、今後、電気料金の値下げなど同国経済への好影響が期待されている。

Tamarガス田は北部ハイファの西方約90キロの地中海に位置し、2009年に発見され、掘削作業やパイプラインの敷設などが行われていた。2010年に発見された隣接のLeviathanガス田の推定埋蔵量はTamarガス田を大きく上回ることも予想され、イスラエル、レバノンが今後「エネルギー輸出国」に変わる可能性もある。knak *2013年4月 4日

これらの外側にはキプロスの鉱区がある。


イスラエル沖合の探鉱が、地質的にも政治的にもホットな話題になってきた。 1. 2010 年 4 月、米国地質調査所 (USGS) は、東部地中海にある Levant 堆積盆地に、ガス 122Tcf、 原油17 億bbl の技術可採埋蔵量 (technical recoverable reseve) があるとの推定を発表した。 2. イスラエル沖合では、Tamar ガス田 (2009 年に発見されたガス田では世界最大。埋蔵量 8.4Tcf) の開発が2010年内に開始される。また、2009年末から実施された地震探査により、Leviathan構造 (埋蔵量 16Tcf。地質的成功確率50%) が確認されており、2010 年内に予定されている試掘が成 功すれば、イスラエルはガス輸出国になる可能性がある。 3. レバノン及びヒズボラとイスラエルは、ガス田開発を巡って非難の応酬をしている、

*更新日:10/08/16 石油企画調査部: 宮本善文

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