トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

松坂きょう復帰!令和初マウンド 2軍古巣戦で20球めど

2019年5月28日 紙面から

キャッチボールで笑顔を見せる松坂=ナゴヤ球場で(中嶋大撮影)

写真

 中日・松坂大輔投手(38)が、28日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)で復帰登板に臨む。先発で20球程度をめどにする見込み。春季キャンプで右肩を負傷後、初めての実戦マウンドは結果よりも内容を重視。「平成の怪物」の令和実戦初マウンドは、今後の復帰プランを定める重要な登板となる。

 松坂が、ようやくマウンドに帰ってくる。午前中にナゴヤ球場で行われたファーム投手陣の練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで軽めの調整をこなし、福岡へ向かった。

 2月の春季キャンプ中、ファンに右腕を引かれた影響で右肩に炎症が発症。リハビリを余儀なくされた。気温が上昇した4月からペースを上げ、5月中の実戦復帰にこぎつけた。26日の残留練習では登板前最後のブルペン入り。57球を投じ、臨戦態勢を整えた。

 己に課すテーマは明確だ。「まずは打者に対して投げてみてどうなるのかを知ること。打撃投手はしましたけど、違うユニホームを着た相手に投げることになりますし、打者に対して向かっていけるかどうかが大事になると思います。あとはいろんな球種を使ってどう抑えていくかをイメージできるようにしたいですね」

 他球団を相手に投げたのは、昨年9月13日の阪神戦(甲子園)が最後。結果よりも、眠っている実戦感覚を取り戻すことが必要だと考えている。

 首脳陣の考えも同じだ。門倉2軍投手コーチは「まずは、何事もなく投げられることを確認できればいい。その後の反動などを見ながら今後のことを考えていきたい」と話し、赤堀投手コーチも同調した。結果は度外視。とはいえ、復帰への道しるべとなる登板であることは間違いない。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ