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１０歳長女への暴行でアメリカ人の父親逮捕

　栃木県日光市の自らが経営する宿泊施設で、１０歳の長女に殴ったり熱湯をかけたりしてけがをさせたとして、５６歳のアメリカ人の父親が逮捕されました。

　傷害の疑いで逮捕されたのは宇都宮市に住む自営業でアメリカ国籍の男（５６）です。警察によりますと、男は２６日の午後７時から９時ごろの間に、自身が経営する日光市の宿泊施設で１０歳の長女に対して、棒のようなものや素手で頭や背中などを殴った上に、熱湯をかける暴行を加えた疑いがもたれています。長女は全身打撲や首にやけどをするけがをしました。

　暴行を受けたあとに長女の行方がわからなくなったことから家族が警察に連絡、保護されたところ発覚したということです。取り調べに対し男は「わざとやけどをさせたわけではない」「拳ではなく平手で殴った」などと一部容疑を否認していて、警察は日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べています。