100円ショップで購入できる保冷剤ってどうなの?
そんな疑問を解決すべくダイソーで購入できるハードタイプの500g保冷剤をつかった3つの実験に挑戦!
- ダイソー保冷剤の保冷力は?
- 人気保冷剤「ロゴス倍速凍結」との比較
- 凍らせた水との比較
を詳しくご紹介いたします!
目次 [表示]
ダイソー保冷剤500gハードタイプを購入した理由
保冷剤が足りない!
クーラーボックスの保冷効果を高めるのに必要なのが保冷剤!
右も左も分からなかった私が初めて購入した保冷剤がロゴスの倍速凍結とダイソーの350gの保冷剤2つ。
ロゴスの保冷剤は凍らせるのに24時間かかってしまいますが、強い冷却効果がありキャンプへ行く時は必ず持っていきます。
そしてダイソーの350gの保冷剤も安いながらに過去の実験結果により優秀であるということが分かり現役バリバリで使用しています。
合計で3つの保冷剤を使っていましたが、追加でソフトクーラーボックスを購入したので保冷剤が足りなくなってしまいました。
ということで!暑い夏を乗り切るため保冷剤を追加で購入することに!
過去の検証からダイソーの保冷剤をチョイス
「実験3:ロゴス保冷剤vsダイソー保冷剤」の記事でご紹介していますが、ダイソーの保冷剤がなかなかの優秀っぷりを発揮してくれたので今回は迷わずダイソーの保冷剤を購入することに!
いくつか種類がありましたが、ロゴスの倍速凍結(600g)に近い500gのものを購入!
ダイソー保冷剤500gハードタイプ基本情報
スペック・デザイン
名称 | 保冷剤500gハードタイプ |
メーカー | ダイソー |
サイズ | 14×19×2.5cm |
保冷能力 | 約5時間(使用状況により変化) |
凍結までの時間 | 約6時間 |
材質 | 容器:ポリエチレン、内容物 :増粘剤 |
購入したダイソーの500g保冷剤がこちら!サイズは横14cm、縦19cm、厚みが2.5cmです。
ロゴスのMサイズ保冷剤と比べると少し薄いです。
本体裏面には日本語、英語、たぶんスペイン語で使用上の注意が記載されています。
保冷能力は約5時間との記載があります。(のちほど様々な実験結果をご紹介!)
凍らせるのに必要な時間は6時間と表記されていますが、実際に凍るまでの時間をはかってみたところ表記どおりの6時間でした!
ダイソー保冷剤500gをつかった実験
実験①:ダイソー保冷剤有り・無しでの違い
まず最初の実験はダイソーの保冷剤を使うことで凍らせたペットボトルがどのぐらい長持ちするのか?ということ!
写真左から
- 保冷剤+ソフトークーラーボックス
- ソフトクーラーボックス
- 裸
という3つで行います!なおペットボトルの中に入った氷は約500gです!
気温 | 保冷剤・ソフト | ソフト | 裸 | |
0h | 30.2 | 100% | 100% | 100% |
2h | 33.1 | 80% | 70% | 0% |
4h | 31.2 | 60% | 50% | |
6h | 28.1 | 40% | 30% | |
8h | 28.6 | 20% | 0% | |
10h | 27.5 | 0% |
氷の残量を%で表示しています
実験結果から保冷剤があることで2時間ほど氷が長持ちするという結果に!
うーん。もっと差が出ると思ったんですがそこまで差が出なかったです。
実験②:ダイソー保冷剤vsロゴス倍速凍結
こちらの実験は以前も行ったのですがロゴス倍速凍結が600gに対し、ダイソー保冷剤が700gと100gのハンデがありました。
ということで今回はロゴスにハンデ100gをプレゼントしロゴス600gとダイソー500gで対決!
実験方法は同じクーラーボックスに入れ表面温度の変化をチェックというものです!
計測に使用するのは赤外線温度計です!安物の温度計なので多少のズレはあるかもしれませんのでご了承ください。
まずは冷凍庫から出したばかりの2つの保冷剤
開始0分 気温33.8℃ | |
-4.2℃ | -4.6℃ |
ともに-4.5℃付近でヒエヒエです!それではクーラーボックスに入れ経過を見ていきたいと思います!
開始1時間 気温35.1℃ | |
-2℃ | -8.6℃ |
1時間後。ここで衝撃の事実!ロゴス倍速凍結は最初の状態からさらに温度を下げ-9℃近くに!さすがの冷却力です!
開始2時間 気温35℃ | |
0.6℃ | -7.5℃ |
開始2時間でダイソー保冷剤は0度を越えました。一方のロゴスはまだヒエヒエです!
ということで経過を見続けた結果がこちら!
気温 | ダイソー | ロゴス | |
0h | 33.8 | -4.2 | -4.6 |
1h | 35.1 | -2 | -8.6 |
2h | 35.0 | 0.6 | -7.5 |
3h | 35.1 | 0.9 | -6.4 |
4h | 34.3 | 1 | -5.3 |
5h | 33.1 | 2.4 | -4 |
6h | 32.5 | 5.4 | 5 |
7h | 29.1 | 12.6 | 12.8 |
差がハッキリと出る結果となりました!
ダイソーの保冷剤は2時間で0度を上回ったのに対しロゴスの保冷剤は5時間後も氷点下!素晴らしい冷却効果です!
この実験で分かったのは100g多かったとはいえロゴスの倍速凍結の冷却力は凄い!ということになりました!
実験③:ダイソー保冷剤vs氷
最後の実験は保冷剤vs凍らせた水です。
「もしかしてだけど、凍らせたペットボトルのほうが保冷効果があったりして…?」
と何気なく思ってしまったので実験してみることに!
用意したクーラーボックスはキャプテンスタッグのクーラーバッグ。2つとも同じ15Lです。
片方にはダイソー保冷剤500g。もう片方には保冷剤代わりに凍らせた水500gを入れます。
それぞれ2時間おきに緑色のキャップに入ったペットボトルの溶け出した水を捨て、残った氷の重さを計測します。
気温 | ダイソー保冷剤 | 500gの氷 | |
2h | 29.2 | 454g | 449g |
4h | 35.0 | 368g | 358g |
6h | 34.2 | 284g | 280g |
8h | 28.9 | 211g | 216g |
10h | 29.3 | 135g | 154g |
12h | 29 | 74g | 104g |
14h | 26.4 | 18g | 45g |
結果はまさかまさかの8時間後に大逆転!氷を保冷剤代わりに使ったほうが長持ちするという結果に・・・
ということは凍らせた水を持って行ったほうが、長持ちするうえに、飲み水にもできるし、帰りは捨てられ…
ただ、今回は全く同じクーラーボックスではなかったのでこのような結果になったのかもしれません。後日全く同じクーラーボックスで実験できる機会があれば再挑戦してみたいと思います!
ダイソー保冷剤500gハードタイプまとめ
- 凍らせた水と同等の保冷力
- 半日の使用にオススメ
今回の実験を通して分かったのは凍らせた水は優秀!ロゴスの倍速凍結は凄い!ということになってしまいました。
ダイソー保冷剤は以前に実験したときはかなり優秀な結果を出していたので「あれ?なんか思ってたのと違う」と混乱しました。
ということでダイソーの保冷剤を使う場合は過度の期待はしないこと。出来るだけキンキンに冷やしたい場合は多少高くても素直にロゴスの保冷剤を購入することをオススメします!
ノミネート
ダイソー 保冷剤ハードタイプは以下の記事にノミネートされています!