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【芸能・社会】

GLAY、来年初の世界ツアー デビュー25周年公約発表会見

2019年5月26日 紙面から

25周年を迎え公約発表会見を行ったGLAYの(左から)TAKURO、JIRO、HISASHI(稲岡悟撮影)

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 人気ロックバンド「GLAY」がデビュー25周年記念日を迎えた25日、東京都港区の所属レコード会社のポニーキャニオンで「デビュー25周年公約発表会見」を開いた。この日出そろった7つのビッグプロジェクトの中で、来年開催予定の初の世界ツアーと15年ぶりのドームツアーが目玉になりそうだ。24日に顔面にやけどを負ったボーカルのTERU(47)は治療に専念するため、会見を欠席した。

 TERUは24日昼ごろ、誤って熱湯を浴びてしまい、左顔面にやけどを負ったという。25日にも医師の診断を受けたが「安静にしておいたほうがいい」と助言されたため、大事を取った。

 司会の徳光和夫アナが手紙を代読。「GLAY25周年のスタートを楽しみにしていた皆さん、そしてお集まりの皆さま、関係者の皆さま、今回は僕の不注意で欠席してしまい、誠に申し訳ございません。自らの口でGLAY25周年にかける思いをお伝えしたかったのですが、今回はメンバー3人にお任せする事にさせていただきました」などと記していた。

 TAKUROは「もともと、いても大したこと話す人じゃないので、いなくて大丈夫」と笑わせながら、「こうやって4人で25周年を迎えられることをうれしく思います。なあ、TERU!! あ、いないか。昼食で何かをゆでようとしていたんでしょうかね。まさか自分の顔をゆでるとは。そこまでアホとは思いませんでした」と愛情たっぷりにイジった。すると、TERUは会見途中に新たなメッセージを送信。「医師から『腫れているので汗はかかないように』と言われているので、これ以上、イジって汗をかかせないで」と懇願していた。

 1994年5月25日のデビューから四半世紀。ほとんど活動を休むことなく、メンバー交代もせずに歩み続けた4人。時には衝突したり、同じ方向を向いたりと、常に平等であることから「GLAY DEMOCRACY」をテーマに掲げ、ファンに25年分の感謝を伝えるビッグプロジェクトの中身が明らかになった。

 今年の元日に7つの公約を掲げることを宣言しており、その1つである新元号初の全国ホールツアーは今月12日からスタートしている。ほかに4曲入りの通算57枚目シングル「G4・V-Democracy 2019-」(7月2日発売)や、15枚目のオリジナルアルバム(今秋発売)のリリースがすでに発表されていた。

 この日の会見で、新たに発表された公約は3つ。まずは「HOTEL GLAY」と題した全国アリーナツアーの開催だ。11月9日のサンドーム福井を皮切りに、11月23、24日のさいたまスーパーアリーナ、来年1月18、19日の三重県営サンアリーナなど9カ所17公演。リーダーのTAKURO(48)は「超一流ホテルのホスピタリティーのように、ツアー形式で移動するホテルでおもてなしをして、最高の時間を過ごしていただきます」と予告した。

 次に、10年ぶりのベスト盤「REVIEW II」の来年発売が決定。今GLAYが伝えたい楽曲を収録するという。

 そして、デビュー25周年の締めくくりは、初の世界ツアーと15年ぶりドームツアーだ。海外では08、09年に米国、13年にアジア2都市を回っているが、世界をまたぐツアーは初となる。ドームツアーの日程を含め、詳細は後日発表される。

 さらに、7つの公約を飛び越えて7月31日にフリーライブの開催を衝撃発表。開催場所は公式サイトで希望を募り、賛同者の人口比率が多いエリアとなる。TAKUROは「ファンの子たちが喜ぶことを全部やろうと思ったら、7つじゃ収まりきらなかった。『全部乗せ』みたいになっちゃったけど、たくさんの人たちのご支援があってこそたどり着きました」と感謝をにじませた。

満員の東京ドームで熱唱するボーカルのTERU(左)とTAKURO=2005年3月、東京ドームで

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