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【ドラニュース】

【ファーム竜情報】猛暑は大好き 新米パパの三ツ間が猛アピールの2回無失点 

2019年5月25日 20時27分

7回に4番手で登板し2イニングを無得点に抑えた三ツ間=ナゴヤ球場で

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 中日の4年目右腕・三ツ間卓也投手(26)が25日、ウエスタン・リーグの阪神戦(ナゴヤ)で7回から登板。2イニング無安打無失点の好投を披露した。この日は気温30度を超える暑さだったが「暑い季節は大好き」と1軍入りをアピール。試合は2―5で敗れた。

 猛暑は大歓迎だ。7回から登板した三ツ間が最速144キロの速球にキレのあるスライダーやフォークでほんろう。まずはナバーロをスライダーで見逃し三振、続く原口もスライダーでボテボテの投ゴロ、片山はフォークで空振り三振。続く8回もスライダーを軸に無失点で切り抜けた。

 「暑いのは大好き。毎年この時期によくなるんです」。北関東とはいえ酷暑でも有名な群馬県育ちの三ツ間はプロ入り後も夏は得意。暑くなってきた5月は6試合で1失点と調子を上げている。

 今年は軸足を意識したフォームが安定してきたことで投球が安定。4月1日に第1子となる長男が生まれたことも気合が入る要因だ。最近はお風呂にいれる毎日だそうで「1軍で投げないと。育成出身なので契約金ももらっていない。支度金は引っ越し代に消えましたし」とハングリー精神で1軍登板を待ち望む。

 門倉2軍投手コーチは「ボールが良くなっている。上がるまで本当にあと一歩」と評価。長いイニングもこなせる右腕は虎視眈々(たんたん)だ。(後藤慎一)

 

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