ターボファンジェットエンジンの設計を今年も継続します。
2年半ほど前から設計を継続しているターボファンジェットエンジンは、推力250kgを発生する小型軽量で熱効率が高い性能を目指した開発設計プロジェクトであり、用途は空飛ぶ車関係の推進機としています。
それの少し前の設計形状が次図です。
ギアードターボファンを軸流1段タービンが駆動しますが、ガス発生機は軸流コンプレッサー+遠心コンプレッサーの構成となっていてそれを1段の軸流タービンが駆動する全体的にシンプルな構成となっています。
今後の改良設計方針としては、熱効率を上げるために圧力比の上昇を目指して軸流3段コンプレッサー+遠心コンプレッサー構成へと変更することと、ターボファン駆動用軸流タービンを2段化して効率を上げて回転数を下げギアードの負担を減らすこと、そして全体構造の薄板化を限界まで進める軽量化とともにターボファン部はカーボン樹脂材料として軽量化を更に進めることなどが上げられます。
<今日の流れ>
今日は年末にやり残している書類関係の作成を進めます。
スタッフの皆は各自の担当プロジェクトを順調に進めているようです。