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2009年1月19日 放送
「志位和夫が語る"ルールある資本主義"とは」
- 日本共産党 委員長 志位 和夫(しい・かずお)
ソ連の崩壊で、資本主義と市場経済は完全に勝利したと世界中は思った。
あの中国共産党ですら資本主義からは逃れられない。
しかし、新自由主義の下で作られていった経済政策は、企業の利潤追求を加速させた結果、米国の金融危機で一気に破たんした。
そして今、世界不況が日本を遅い、非正規社員8万5000人が職を失うという。グローバル経済の競争を生き抜くために会社という器を守り、雇用が犠牲になる時代。
政府が有効的な経済政策を打ち出せないでいる今、支持者を伸ばしているのが日本共産党だ。
格差が社会問題になり、小林多喜二の蟹工船がベストセラーになる状況の中で、13ヶ月連続で党員が増えているという。
"行き過ぎた資本主義"と批判が高まる中、この不況を脱出するために、日本はどのように経済政策を修正していくべきなのか?
番組では、小泉政権下で解禁された製造業への派遣から、今回の派遣社員の大量解雇までの道のりを検証していくとともに、今、若年層からも支持を集める共産党の志位委員長が考える経済政策とその実現性について話を聞く。
また、共産党とは、どのような政党、組織なのか、その実体にも迫る。
社長の金言
- 首切りを皆でやれば自殺行為
- 派遣が競争力を壊す
- 共産党の名前は変えない
RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
“トークテーマ”
●雇用格差を招いた現状分析、今後の予測
●資本主義の問題点と修正箇所
●今、企業経営者に求められる理念とは?
●正社員化は、雇用の海外流出を加速させないか?
●規制強化は市場経済を停滞させる危険性はないか?
●財政赤字の日本で、弱者救済のセーフティネットの充実は可能か?
ゲストプロフィール
志位 和夫
- 1954年千葉県生まれ
- 1973年日本共産党入党
- 1979年東京大学工学部卒業
- 1990年史上最年少35歳で書記局長就任
- 2000年委員長に選出される
1993年に初当選以来、5期連続で衆議院議員に当選
企業プロフィール
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社長の金言
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人を動かすなら “振り子”を振り切れ
サミット 社長竹野 浩樹
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大胆に 常に最新の技術を 取り入れる
村上農園 社長村上 清貴
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「一番に・・・」にこだわって マネはしない
ふなばしアンデルセン公園 園長細谷 順子