プロの漫画家さんや、イラストレーターさんにも愛用される「コピック」シリーズ。カラーイラストに使われるアナログ画材として、とても有名ですよね。
ただコピックは種類や色数が豊富な為、どれを買えばいいのかわからない!なんてことに…。そんな方のために、今回はコピックの種類・値段をまとめました。
この記事の目次
コピックとは
コピックとは、株式会社Tooで販売しているアルコールマーカーの総称です。アルコールマーカーは乾きが早いことが特徴。混色がしやすく、塗り心地も水彩のように軽いので比較的扱いやすいと言われています。
コピックの種類と値段
コピックには、スケッチ・チャオ・クラシック・ワイドの4種類のタイプがあります。ここではそれぞれの値段やその違いについて説明します。
コピックスケッチ
1本380円(税別)。カラーレスブレンダー(色成分が含まれていない溶剤)を含む、全358色。色数が多く、一番人気の製品です。コピックチャオよりも1本のインクの容量が多いため、長く使えます。ペン先は太いマーカータイプと細筆タイプの2種類、ボディは楕円型。
コピックチャオ
1本250円(税別)。カラーレスブレンダーを含む全180色。インクの容量はスケッチよりも少なめですが、安価で色数を揃えやすい為、初めてコピックを買う方にオススメ。ペン先はスケッチと同一。ボディは丸型。
コピッククラシック
1本380円(税別)。カラーレスブレンダーを含む、全214色。細字サインペンのような、細くて固いペン先が特徴。他のコピックとは違い、細かい部分の塗りに適しています。ボディは四角型。
コピックワイド
1本380円(税別)。インクの入ったタイプは既に廃盤(販売終了)ですが、バリオスインク充填用の空ボディのみ継続販売されています。ペン先が太くて広いため、広い面積を一気に塗れるのが便利。ボディは扁平型。
コピックセット比較表
コピックセットの種類と価格を表にまとめました!
コピックスケッチベーシック24色セットをA〜Cまで揃えると、コピックスケッチ36色セットが揃います。
つまり、
コピックスケッチ24色セット=12色セット「A」+「B」
コピックスケッチ36色セット=12色セット「A」+「B」+「C」ということになります。
コピックチャオ36色セットA〜Eまでを揃えると、コピックチャオ全180色が揃います。
コピックチャオの場合、
72色セット「A」=36色セット「A」+「B」
72色セット「B」=36色セット「C」+「D」
72色セット「A」+「B」+36色セット「E」で、コピックチャオ全180色が揃います。買い足すときにわかりやすいですね。
オススメするセットは?
コピック初心者で、お試し感覚で使いたい方
初めて購入される方には、コピックチャオの24色セットがオススメ!値段も安く、程よく各色相の色が揃っているので、人物イラストを描くには十分な色数です。使い慣れるまではこのセットで試してみてはいかがでしょうか。
予算に余裕があり、色数が欲しい方
一本ずつ買い足すのは面倒、予算には余裕があるという方にはコピックチャオ36色セットAがオススメ!
コピックセットの中で最も人気がある商品です。肌色に使える色数が豊富で、鮮やかな色が揃っています。前述した通り、コピックチャオ36色セットは買い足したいと思った時にわかりやすいというのも人気の理由になっています。
まとめ
幅広い世代や職種の人に愛用されるコピック。イラストを描く人なら一度は購入を検討したことがあるはずです。 イラスト初心者さんで、まずはお試し感覚で使ってみたい!という方には安価で使いやすいコピックチャオの24色セットをオススメします。
予算に余裕がある方にはコピック愛用者に人気が高く、追加購入がしやすいコピックチャオの36色セットAが良いでしょう。自分に合ったコピックを選んで、イラスト制作を楽しんでくださいね!