- カラッパのなかま
- わくわくはっけんひろば
- 無脊椎動物
節足動物門軟甲綱十脚目カラッパ科
カラッパはカニの仲間です。その多くは砂の海底に生息し、砂に潜るのが得意です。独特な丸っこい体も特徴的ですが、一番の特徴はハサミの使い方にあります。飼育していると魚の切り身や、イカ、エビなど様々なものを食べるのですが、巻貝、もしくは巻貝に入ったヤドカリを食べるときにその技は見られます。カラッパの右のハサミにはいくつかの突起があり、これらを使ってまるで缶切りで缶詰を開けるように、巻貝を割って中身を食べるのです。このような技を持つのは広い生物界でもカラッパだけです。
鹿児島県内で採集された種類を展示しています。