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慰安婦被害者が死去 生存者27人に=韓国

記事一覧 2018.07.01 14:21

【統営聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者のキム・ボクドゥクさんが1日死去した。101歳だった。被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が発表した。

キム・ボクドゥクさん(資料写真)=(聯合ニュース)

キム・ボクドゥクさん(資料写真)=(聯合ニュース)

 キムさんは22歳のときに、工場に就職させるとの言葉にだまされフィリピンなどに連れていかれ慰安婦としての生活を強いられた。1994年に慰安婦被害者として韓国政府に登録され、国内外で被害を伝える活動を積極的に続けてきた。慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった2015年末の韓日合意により精神的、物理的損害を受けたとして、被害者らが韓国政府に賠償を求めた訴訟には原告として参加した。

 韓国政府に登録されている慰安婦被害者239人のうち、今年死去した被害者はキムさんが5人目で、存命者は27人に減った。

 存命者のうち2番目に高齢だったキムさんは故郷の南部・統営の病院に入院していた。地元市民団体は統営室内体育館に焼香所を設置する計画だ。

ikasumi@yna.co.kr

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