アイドルマスターシンデレラガールズで年に一度行われる総選挙の投票期間中に生まれた、アイドルの1人である松本沙理奈を扱ったネタで、セクシーを売りにしている松本沙理奈があらゆる所に現れ、セクシーを振りまいていくものである。
詳しくはセクシーデリバリー松本でググってその目で見て欲しい。
さて、本題。
なのに何故、ここまでセクシーデリバリー松本を話題にしてきたかというと、今回の総選挙で、個人的に1番上手いと思った選挙広報がセクシーデリバリー松本だったからだ。
セクシーデリバリー松本ネタが話題になることで、松本沙理奈は最終的に総合20位と、中間発表の順位よりも大幅に上げてきた。
松本沙理奈Pには申し訳ないが、セクシーデリバリー松本ネタ無しに、彼女の順位がここまで上がることは無かったのでは無いかと思っている。
セクシーデリバリー松本は、松本沙理奈の元々の魅力であったセクシーを基にして、そのセクシーを色んなアイドルに振りまく(デリバリー)のを描いた″漫画″から生まれた。
まずここ。
Twitterで、担当アイドルに投票お願いします!!と文字や既存の公式イラストやデレステのスクショを加工して載せただけのものを見て興味を持って投票してくれる人間はまずいない。
ならば、漫画ならどうだ。
ただ加工しただけの画像や、気合いの入った1枚絵よりも、漫画のほうが見られやすい。(と個人的に思っている。実際には分からない)
ある程度の画力、彼女の魅力を分かりやすく描いた内容、そして『セクシーデリバリー』というインパクトのあるワード。
そこで人々を引きつけたのが、大きい。
そしてセクシーデリバリーという言葉に興味を持ったのは、アイマスPやその周りのオタクだけではない。
同じくセクシーを売りにしている(?)Sexy Zone界隈にまで、セクシーデリバリー松本は波及した。
そこでSexy Zoneのファンと松本沙理奈Pの交流が生まれ、松本沙理奈PはSexy Zoneのアルバムを買い、逆にセクガル(とSexy Zoneのファンのことを呼ぶらしい)は松本沙理奈に票を入れた。
本来総選挙に参加するはずの無かった層を取り込み、投票へ導いた。
恐らくだが、シンデレラガールズのコンテンツをしていても、担当がいなかったり、総選挙にあまり興味のないライトユーザーの1部の浮動票も『セクシーデリバリー』効果で得られたのであろう。
ここで少々話題は逸れるが、上記に挙げたライトユーザーの持つ浮動票を1番得たのは誰だろうか。
聞くまでもない。
夢見りあむだろう。
新アイドルでありながら、3位という好成績を残し、ボイス実装が決定した夢見りあむ。
ここまで触れてこなかったが、私の担当には声が付いていない。
声無しPと声付きPのあれこれに関しては言及するとキリがないので割愛するが、
同じく声無しで、更には発表時あまり評判の良くなかった新アイドルでありながら、りあむに浮動票が流れ、高順位になったのは何故か。
見事に評価は分かれて、それぞれがそれぞれの主張をした分、話題になった。
シンデレラガールズを知らない層にも、夢見りあむという、一風変わったキャラクターが認知され、面白がられた結果が、これなのだと思う。
そして、りあむが叩き付けた現実でもある。
万人に面白がられれば、どんな盛り上がりかたであろうと話題になれば、高順位になれるという現実。
話題になればいい。
それを叩き付けた。
それをまざまざと見せつけたことに関しては、ある意味評価をしている。
だが、私は夢見りあむの大躍進よりも、松本沙理奈の躍進のほうを評価している。
それがタイトルでもある、セクシーデリバリー松本は誰も傷つけていないことに由来する。
夢見りあむは、私から言わせて貰えば、りあむを盾にしてイキがりたいオタクのオモチャにされてしまったアイドルだと思う。
もちろん中には純粋にりあむに惹かれたプロデューサーもいるので、りあむに票を投じたのが全てイキりオタクだとひとまとめにするつもりは無い。
だが、りあむを盾に、他のアイドルとその担当Pを馬鹿にしていた層が一定数いたのも事実。
そして「りあむは炎上がウリだからw」と言い訳をしながら、りあむ自身をも蔑む人間も少なくない。
夢見りあむというアイドルを持ち上げるために、その他のアイドルとその担当P、そしてりあむ自身も傷つけられた。
松本沙理奈はどうだろう。
これが、松本沙理奈とはかけ離れたネタであれば、ここまで浸透しなかったのでは無いだろうか。
松本沙理奈というアイドルのキャラクターを損なわず、松本沙理奈の担当Pにも受け入れられ、
それだけに留まらず他の浮動票をもつ層や、シンデレラガールズに縁のなかったセクガルまでもを巻き込んだ。
セクシーデリバリー松本ネタの漫画には他のアイドルだって出てきていたが、それを蔑ろにするような描写は無かった。
セクシーデリバリー松本は、大きなインパクトを残しながらも、誰も傷つけない、プラスな方向での話題性を持っていた。
夢見りあむの話題性は爆発的ながらも、どう甘く見積もっても、マイナスな方向性であった。
結果としては、夢見りあむの話題性のほうが勝り、様々な現実を我々に叩き付けたわけだが、そこはもうどうでもいい。
私たちは嫌という程分かったはずだ。
私の担当は50位内には入ったが、何か話題になる大きなブーストがあったわけでもない。
声無しアイドルの中では、声付きに近いからというだけで得た同情票があったのだと思う。
だが、来年もその同情票が貰えるとは限らない。
りあむも言うようにオタクはちょろい。
じゃあ、話題性を作ろう!と、既に動き出している人々もいる。
話題になったもん勝ちではある。
だからと言って、他の誰かを蔑ろにしたものや、アイドル自身の魅力とは関係のないもので興味を引くのはちょっと待って欲しい。
話題性重視で、周りに敵を作ったり、アイドルと関係のないもので盛り上げたのに、もし望む順位になれなかったらどうする?
瞬間的に集って、飽きて去っていった人間を再度呼び戻すことは容易ではない。
もし、望む順位を得られなかった場合、その翌年にはそんなリスクを背負った状態で戦うことになる。
セクシーデリバリー松本は、そんなリスクを負わない、絶妙なバランスで成り立っていたと思う。
今年よりも多少話題性は落ちるかもしれないが、上手く扱えば、松本沙理奈Pは来年もセクシーデリバリー松本で戦うことができる。
来年に向けて、話題性勝負に臨む前に、どのアイドル担当のプロデューサーも、
神出鬼没の藪からセクシー、セクシーデリバリー松本を忘れないで欲しい。
ミリシタの莉緒とキャラ被りすぎてるのが敗因と思う ちなワイ聖來Pなのでセクシーデリバリーさんのことは影ながら応援しつつも聖來全ツッパでした
豆乳を中島健人にしたら上手くいったからそっち路線に乗り換えただけの話にしか見えなかったんだが… 擦り寄られてる感バチバチにあって本当に無理だった
何言ってんだお前気持ち悪いぞ
aukusoe 愛海にだけセクシーデリバリーされないやつ、まあ別にそれに限らず、っていうか公式の劇場とかコミュでもだけど、棟方愛海が棟方愛海だから他と違うことになる展開、仮に自...
ぴくしぶ百科事典をざっと読んだけどまったく面白さがわからんわ 前提知識とかセクシー松本があらわれるシチュとか場面とか他にいるキャラとかの関係性も込みだから、単語だけぐぐ...