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末端価格約８５００万円相当の覚醒剤を国際郵便を使って密輸した疑いで、中国人の男が逮捕されました。

【記者】
「覚せい剤はこちらのカップ麺の中から見つかりました。
　スープの粉と入れ替えて密輸しようとしたとみられています」

覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、中国人で無職の張躍龍容疑者（３７）です。

警察などによりますと張容疑者は４月、国際郵便を使って、カップ麺の中に隠した覚醒剤約１．５キロ、末端価格約８５００万円相当を営利目的でタイから密輸した疑いです。

郵便の宛先は福岡市南区のアパートの一室になっていて、張容疑者は受け取りのために数日間部屋に滞在していたとみられています。

張容疑者は「何が入っているか知らなかった」などと容疑を否認しています。