場況[ばきょう] | 場の状況。4人の持ち点・何場の何局か・本場数・親か子か・並び順・供託立直棒数などの状況のこと。 |
絞る | 他家が鳴くと有利となる牌を捨てないこと。序盤から役牌の生牌を切らずに鳴かせないようにすること。下家が染め手をやっている時にその色の牌を出さないようにすることなど。 |
色絞り | 他家が染め手をやっている時に、その色の牌を出さないようにすること。 |
役牌絞り | 役牌を鳴かせないように抑えて打つこと。 |
降りる | 和了を諦めて放銃しないことに徹すること。 |
おんり | 降りること。 |
ベタ降り | 自分の手を完全に崩して、放銃しないことを目的に安牌のみを切ること。 |
回し打ち | 他家危険牌を抑えて一旦向聴数を増やしても自らの和了に向かうこと。 |
ノーガード戦法 | 他家の危険牌を抑えない打ち方のこと。 |
突っ張り | 他家の危険牌を切ること。 |
全つっぱ | 完全に自分の手に執着し、他家の危険牌を切ること。 |
なかったことにする | 主に他家から早い巡に立直がかかった時に、その立直がなかったこととして打つこと。 |
見なかったことにする | なかったことにすると同義。 |
1回だけ | 通っていない無筋の牌のうち1つをどうしても切りたい場合に言う言葉。 |
1枚通れば2枚通る作戦 | 筋牌や対子など2枚を切る時に使う言葉。 |
交通事故 | 早い聴牌などに放銃すること。放銃者に対する慰めの言葉でもある。 |
ノーマーク | 他家の捨て牌・副露などに注意していないこと。 |
絶一門[ぜついちもん] | 萬子・筒子・索子のうち、一色を使わずに面子構成する打ち方のこと。 |
ブラフ | こけおどし・はったりのこと。高い手に見せて警戒させ、実は何もできていない、または、安い手のこと。 |
安牌持ち | 他家共通安牌を残して打つこと。 |
浮かせ打ち | 中張牌の浮き牌を残して打つこと。 |
決め打ち | 序盤から役や面子を決めて打つこと。 |
正準手 | 主に数牌の真ん中を中心とした役作り。平和や断幺九など。 |
変則手 | 主に字牌・老頭牌や対子・刻子、一色の数牌を中心とした役作り。対々和・七対子・全帯幺・混一色や各種役満など。 |
先開け | 先付けのこと。 |
先付け | 2つの相反する意味を持つので、この言葉は使わない方がよい。 (1)後付けと同義で、役未確定なのに先に手を付けてしまうこと。 (2)後付けの対義で、先に役牌をポンするなどして役を先に確定すること。後付けなしルールのことを先付けルールと言う。 |
後付け | 役が未確定のまま副露し、後から役牌をポンするなどして役を付けること。 |
中付け | 3つ以上副露した時に、最初の副露でも最後の副露でもない副露で、役牌をポンするなど。後付けなしが厳しすぎるとして、「後付けなしだが中付けあり」などとする。 |
棒聴[ぼうてん] | 役作りを目指さず、防御を軽視して、牌効率だけを考えて、最も早い和了を目指す打ち方。 |
絵合わせ[えあわせ] | 役や点数を考えず、ただ和了を目指すこと。棒聴。 |
ポンジャン | 順子を構成できず、刻子だけがある麻雀に類似した子供向けのゲームのこと。転じて、ポンや槓ばかりして対々和を目指す下手な打ち方を貶す言葉。 |
狙い撃ち | 「狙い打ち」ではない「狙い撃ち」。特定の相手から栄和すること。 |
討ち取る | 「打ち取る」ではない「討ち取る」。特定の相手から栄和すること。 |
見逃す | 和了牌が出ても和了しないこと。安めだから、狙った相手ではないから、より高い和了点数を必要とするからなどの理由に因る。 |
差込[さしこみ] | 故意に放銃すること。「さす」とも言う。オーラスでダントツトップ者が安い手に差し込む。 |
お化け[おばけ] | 好配牌、もしくは早い巡に高い手を聴牌すること。 |
まくる | 2位以下の者がトップになること。 |
親流し | 主に安和がりをして、親に連荘させないようにすること。 |
キック | 主に安和がりをして、親に連荘させないようにすること。 |
のみキック | 親流しを、飜牌のみや食い断のみなどののみ手ですること。 |
さくっと | 素早くという意味。親流しの時に使う。 |
空切り[からぎり] | 自摸った牌と同じ牌を手牌から出し、自摸切りではなく、手出しに見せること。 |
切り返し[きりかえし] | 空切りと同じ。 |
小手返し[こてがえし] | 自摸牌と手持ち牌を素早く入れ替え、自摸切りか手出しか判らなくする技法のこと。 |
くっつき聴牌 | 浮き牌に絡む牌を自摸って搭子になれば聴牌という状態。 |
形聴[けいてん] | 形式聴牌。偶然役がなければ和了できない役がない状態での聴牌のこと。 |
仮聴[かりてん] | 役目指しの途中で聴牌すること。 |
側聴[そばてん] | 聴牌した時に捨てた牌の近くの牌が和了牌であること。傍聴とも書く。 |
振聴[ふりてん] | 待ち牌の1つを自分が捨てているか、和了牌を見逃して山越ししていないか、立直をかけた後和了牌を見逃した状態。栄和するとチョンボとなる。 |
空聴[からてん] | 和了牌が1枚もない聴牌のこと。空聴立直はチョンボとなる。 |
純空[じゅんから] | 純粋に空聴であること。空聴と意味は同じ。 |
ポンテン | ポンして聴牌となる状態。 |
チーテン | チーして聴牌となる状態。 |
向聴戻し | 待ちを広げる、高い役を目指すなどの目的で、向聴数を増加させること。 |
筋引っかけ | 捨て牌の表筋で待つこと。 |
壁引っかけ | 共通に見えている壁の外側で待つこと。 |
直がけ | 立直牌で筋ひっかけをすること。 |
もろ引っかけ | 直がけのこと。 |
ど引っかけ | 直がけのこと。 |
どひ | ど引っかけのこと。 |
どひっ | ど引っかけのこと。 |
後引っかけ[あとひっかけ] | 立直した後に筋引っかけとなる牌を自摸切りすること。 |
先切り | 手牌に、223と持っている時に、2を早く切って、23を残し両面を確定させる打ち方。 |
逆切り | 手牌に、1334と持っている時に、通常の牌効率から考えれば、1→3と切るべきところを、わざと逆に、3→1と切る打ち方。2の吊りだしに使う。 |
ダブル両搭落とし | 手牌に、3344と持っている時に、4→3と切って25待ちがないように見せる打ち方。 |
中抜き | 234の順子の真ん中の3を切ること。 |
わざと振聴 | 自摸和状態から和了せずに打牌して、和了から聴牌に戻すこと。 |
振聴立直[ふりてんりいち] | 振聴状態で立直をかけること。 |
ずっぽり | 嵌張の牌を自摸した時に、どこからともなく鳴る音。 |
ずっぽし | 嵌張の牌を自摸した時に、どこからともなく鳴る音。 |
ぴた | 辺張の牌を自摸した時に、どこからともなく鳴る音。 |
ぴたっ | 辺張の牌を自摸した時に、どこからともなく鳴る音。 |
ぴったり | 辺張の牌を自摸した時に、どこからともなく鳴る音。 |
嫌う | 浮き牌や搭子などを捨てること。 |
裏目[うらめ] | 複数の孤立牌・搭子のうちどれかを崩さなければならない状況で崩した牌の関連牌を自摸ること。 |
被る[かぶる] | 同じ牌がくること。または捨てた牌近辺の不要牌を自摸ること。 |
合わせ打ち | 同巡に他家が捨てた牌を捨てること。ドラ・役牌・危険牌などに使われる。 |
被せ打ち[かぶせうち] | 連続して役牌を捨てて鳴かせること。 |
よれる | 思惑通りの自摸が来ないこと。例えば平和手なのに対子ばかりできるようなこと。 |
和がり癖 | オカルト用語。安い手でも和了して癖をつけるということ。 |
引きが強い/弱い | オカルト用語。重要な場面で欲しい牌を引く力の強さのこと。 |
牌勢 | オカルト用語。自摸の勢いのこと。自摸に勢いなんてある訳がない。アホらしい。 |
食い取る | オカルト用語。上家の調子がいい時に上家の牌を鳴いて上家の運を奪うということ。 |
亜空間殺法 | オカルト用語。副露によって流れをコントロールするという戦略のこと。 |
オカルト | 運やツキや流れを信じ、副露や突飛な行動によりそれらを変えられると信じること。⇔デジタル |
デジタル | 数学的確率論や統計を重視し、流れなどの科学的根拠不明なものを信じないこと。⇔オカルト |
枯れる | 同種牌4枚がすべて場に出ること。「五索が枯れた」 |
4枚使い | 槓をせずに同種牌を4枚使って面子を作ること。 |