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東浦メガソーラー取り消し訴訟で住民側の控訴棄却 名古屋高裁

 東浦町緒川で建設中の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を巡り、森林伐採により渇水や洪水が起きる恐れがあるため、県が出した開発許可は森林法違反だとして、周辺住民十六人が許可の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が二十二日あり、名古屋高裁は訴えを却下した一審名古屋地裁判決を支持し、住民側の控訴を棄却した。

 始関(しせき)正光裁判長は判決理由で、一審に続いて、水利権や洪水時の農作物被害について「森林法で保護されていない」と判断。住民らは災害で生命や身体に直接被害を受けると予想される地域に住んでいないことも原告適格に当たらないとして、訴えを却下した。

 判決によると、県は昨年七月、同町緒川の約二ヘクタールの土地について業者に開発許可を出した。

 

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