地平線の彼方で

Biochemist & Structural Biologist
治療中
興味のあること: Proteinase, protein engineering
ちなみに地表からみえる地平線は所詮4000mほど先で,滑走路並みに近かったりする...(C) 2007-2019

Proof

前に承諾書にサインした本のチャプターのプルーフが来ていた。


ってかぶっちゃけ使い回しなんだけど。。。
もちろん、使い回し?(いい意味でupdate)って事はきちんと書いてあるので。
書いてなかったら、著作権侵害だし。。。


やな事を思い出してしまった
(ほんとやな思い出だらけ。。。




まぁ。。。(怖くてかけないこともあるし
なんというか。。。例のin vertebrate...


まぁ、わかる人にはわかる。。。
信念を曲げないというか。。。
歴史は物語る。。。(恥ずかしいわ。。。
僕のもI野さんのも毒されてしまっている。。。



Tっちー、今度I野さんに聞いてみて
熱く語ってくれると思うわ(笑



そういや、アメリカ横断ウルトラクイズっていつ終わったっけ???

book

submitted

やっとこレビューペーパーを投稿。。。

レビュー専門雑誌の「エピジェノミックス」っていう僕も知らなかった雑誌に。去年創刊されたもの。いちようpeer review (どれぐらい書き直し、加筆を求められるか知らないけど。。。



open accessにするにはお金がかかるのでしないので別刷りをリクエストください。しばらくたつとPMCに出ますが
かなり図を作ったけど半分ぐらいに減ってしまっているけど、自画自賛のなかなか面白い内容になっているので。


まだまだ仕事が山積み状態。

アクセプト

論文がやっと通りました。
ほんと、やっとって感じで脱力


時系列の長いストーリーなんですが
ひとつめの仕事が1997年に論文が出てからストップして2002年から僕が引き継いで再開。が、断念して(理由は身にしみてわかる。)2004年にストップ。2007の論文がなんとかなるとわかったところで、2006年12月に気まぐれで再開して2007年の3月に細胞を樹立。駆け足でデータをとって2008年の2月に投稿。がここからが長く。。。1回目はリジェクト。。。2009年の2月ごろに投稿して2回のリバイスをへて2010年1月末アクセプト。(愚痴は書かないでおこう。。。


現実問題としてまず、なににしても長くかかり過ぎ。。。いろんな意味でよくやるわ。。。と自分自身呆れる

3年契約ならクビですわ。。。
そういう意味でもこういう時間のかかりすぎる仕事は問題外。
Fellowshipもとれないし、下手すりゃ、グラントもとれなくなるわけで。。。



個人的には教科書にのるような重要な仕事だと思うけど、だからといって時間をかければいいというものでもない。かけてCellとかいうのもありますが、、、これはIF7前後のsmall paperなので。。。出来ればこういう時間のかかる仕事はしたくないものですわ。人生をかけられないですし。。。

総括

年も押し迫ってきたので自分なりの総括(誰かに向けてじゃなく、自分に向けて


今年公開された論文は実験医学とEpigeneticsの2つ...もっとがんばろうです。来年公開予定のものは本。それとこのままうまく進めば京大で残してきた仕事が通るのは時間の問題(のはず。。。個人的には納得できない部分があるけど、これも一つの勉強だった)今から図を作り直し。あとは未知数。


会議で出かけたのはコロラドであったFasebのmeeting。数人だけど(いつものごとく。。。超人見知りをするから。。。)知り合いが出来たのはvery very good。
誰とでもすぐ打ち解けられる人はうらやましいです。僕には人徳が足りないんでしょうね。。。ま、それも今更ですし。



あと、日本にも立ち寄ったっけ。。。半分はよくて半分は。。。(いい意味でも悪い意味でも。。。
それと空きっ腹に老酒は酔いがまわるのが早かった。。。2軒目の焼酎3杯でアフリカ帰り&アメリカ帰りの2人とも時差ぼけも加わりダウンは早かった。。。もっとゆっくり進路相談をしてほしかったけど



仕事は山あり谷あり、コンペティターが多く、論文を読んでいてもnot well examinedなデータにイライラすることがあったり。。。悔しいことに完全に負けてしまった仕事もあり。。。


あと、日本での就職は当分(このさき5年位?)ほぼ諦めましたわ。「J-なんとかイン」のメールサービスも脱会したし。。。


余談だけど経済的観点から見れば、自国で育てたPhDを自国の利益のために使った方がいいと思うけど。。。(かかった費用は決して安くはないはず。でも学位とっても仕事がないのは自己責任だといわれたらそれまで。)あ、でもほとんどの人は2、3年で仕事を見つけて帰られるから、この論理は正しくないですね。。。





ということで、あまり悲観的になるよりも、前を向いて可能性の高そうな方向に向かおうと
精神衛生上下を向いていてはらちがあかないし。



ということで来年の目標は、「まともな英会話の向上 for job hunting」&「コネ作り」


「何を今更、、、」とか「研究をするための留学で英会話を習得するための留学じゃない」とか言われそうだけれども、ここはきちっと正しいアクセント、正しい音で正しい文法を使って会話をするようにする。あと、電話での英会話を頑張る。日頃の会話でもきちんとa, the を意識して使い分けるとか(してなかったし。。。)単数系と複数形をキッチリ認識して発音するとか(s, esを発音していたかどうかは非常に怪しいし。。。)とにかく改善すべきところは改善を目標に


さすがに仕事さえ出来ればいいというところではないですし。。。知らない人を雇うにはリスクがあるし。特に研究者って得体の知れない人が結構いそうだし。。。(最低限の仕事が出来ているかは自分でもわからんし、自分も日本で言うところの平均知的な根ではないと薄々感じているし)

あと、テレビの活用&「笑いのつぼ」を探る。。。あと苦手なsmall talk topicsを常に仕入れる。やっぱテレビを見るのが一番かも。あとは論文書いて名前を売ってもらう。企業で働くより圧倒的に年棒が安いのは授業料みたいなものを自己投資として払っている訳で(うちの大学でも大学院のtuitionは2万5000ドルぐらいですし、それ以上をボスに払っているから年棒が安いのだと自分自身で納得している。本当はNIHの基準に従っているだけだとしても)



GCのためにもビザもJから早めにH1bに切り替えてもらえるように交渉しておかないと。
所詮外国人ですから出せるグラントも限られてくるわけですし。。。



もちろん、後一つ、地味でもsmall paperであっても論文として発表する。「ここで勉強していました!」という証ですから。





今年は精神的にも安定していなかった部分もあるし、やっぱり極度のいろんな意味でのストレスが原因の一因だったし。ま、次の仕事が見つかっても常にストレスと向き合っていないといけないし。さぁね。。。まだまだ修行が足りないってことですな。来年は前向きに、energeticに頑張ります。

原稿はとりあえず2

不良債権とかしつつあるリバイズ中の論文をこっちで書き上げ、前のボスにメールで送信

ってか、ギリギリ。。。

日本時間の火曜日のお昼の1時頃に
つまり前のボスが成田を発つ24時間前に。。。
なんてーギリギリだと。。。



まぁあれから論文を書き直していたわけで


僕の知っている英語から見れば、レフリーの書いている英語はまだまだぬるく?誠心誠意を込めて対応すれば、通るでしょう。(甘いかなぁ。。。
そうか、もともときつい英語を使わないのかどっちかで



さらにポスターはボスが英語を直してくれていて。。。
コロラドから帰ってきたら速攻投稿の準備でしょうな。。。
ストーリー(小ネタだけど)は出来上がっているのであとはサポートするデータを。その間にほぼ完成していて、パズルの最後のピースをピタッとはめたところで投稿かな。


どっちが早く通るかいい勝負かも。。。(本当にこれは困る。。。
そのためのmeetingでもあるわけですし



まぁこの2つの論文が通ってももうひとつあれなので(レコード的に)
big projectをなんとかねじ込みたい。。。
ポストが空かない限りどうしようもないのが現実だろうから。。。


もっと効率よく仕事をしないといけないなぁとつくずく思う
MTさんもそう言うことを言っていたのを思い出す。
そのころは、もう十分でしょうとか思っていたけど、言っている意味が(違うかもしれないけど)自分なりに。
体力が持たないのと、もっと自分の時間を作りたい。

まぁアメリカにいると別にすることがないから仕事を四六時中できるけど、効率がいい仕事態勢かといわれれば、疑問ですし。。。



それに久しぶりに電話をして早く日本に帰りたいとつくずく
声を聞いたりすると帰りたくなるんよね。。。


「日本はいいよ~」といってくれる人の元に戻りたい

原稿はとりあえず

そう。前のボスが来るのでその演者紹介の原稿を。。。
とりあえず、書き終えたので、MTさんに内容をチェックしてもらうためにメールを送ったところ。
そしてすぐに返事が来た。


今朝、朝一でボスに送ったポスターの原稿を見ていると。。。
文法の間違いを多数発見。。。すでに訂正したけど。。。

日本語の語感で書いてしまうんでしょうね。ネーティブの人でもたまに間違っていたりする。

「意味は通じるけど」こういう英語ではそういうとらえ方しかされないわけで大いに向上させなければならない点。正直めんどくさ。。。というのもある。日本人は英語が下手くそな人達として有名ですが。。。それはいい訳にすぎないですし。世界のY中さんぐらいの仕事をしないと、英語が下手でもいいといういい訳にはならない。


他の日本人の英語を聞いていると「アクセントが強いなぁ~」と思うのでそこは「他人の振りみて我がふり直す」方式で直していかないと


まぁ僕なんか「日本語も崩壊している」ともいわれ続けているので
僕はそういうのをスルーしてしまう傾向があるので、(でも気にはしている)心の底から気にする人は気にするんでしょう。


例えば、日本人同士なのに英語で会話とかになっちゃうんでしょうか。
日本人に日本語でメールを書いたら英語で返ってきたとか噂で聞きますし。



僕は面倒なのでメールなんかしないで電話をかける方ですが
(心は文字では伝わらない派なので←こういう事を書くとまたバカにされるけど。。。






まぁね。

本当は今後のために論文を自分で書いて、ボスに直してもらって書き直して。。。というのを数回繰り返して。。。というのがトレーニングになっていいと思うんだけど、いい雑誌に載る機会を逃すのも勿体ない。

なんせこの競争社会。さすがにそんな時間は勿体ないわ。。。と本当に思う。(というのがいい訳。。。まぁとにかく誰もしないので早くやっつけないと。。。)


論文は結局早い者勝ちで、誰が論文を書こうが日本だとlist、アメリカだとrecordが重要だし、そこをクリアできない限りはね。。。だから効率よく仕事をしないと勝ち残れないわけで(まだまだ勝ち残ってないけど
これがいいのか悪いのかわからないけど。

普段から十分ディスカッションしていれば悪くはないと思うけど、どうなんでしょうかね。



それに競争相手が投稿したという情報を得たらやっぱり1,2ヶ月以内に出せないと間に合わないわけで。ラボの体力的にそれができないと、頑張って仕事を完成させても最終ランクが自動的に落ちる訳だしなぁ。。。 this paper should be submitted to more specific journalと書かれるわけで。
あの論文は4日違いで3本だったし。。。


ん。。。それでも出せるならいいとおもうけど。。。



まぁね。世間は厳しいですわ。ほんとそう思う。

ようやく

1st authorの論文で初rejectを食らったまま1年間放置されていた不良債権論文をようやく再投稿することに。(初投稿が去年の2月末だったからまるまる1年間放置。。。)


ルーチンの仕事が終わった夜の9時から原稿のフォーマットも整えたし、図のフォーマットも作り替え。。。


さきほど共同研究者の人達にメイルを(火曜日午前1時半 日本時間だとお昼の3時半



本当に疲れる。
まぁ期間内に仕上げられなかったからというものだけど、生活時間を削らないと時間がないから、、、それに、急かされると。。。

急かすなと。通常の3倍疲れる。。。



ボスになったら「やっぱり」というのは使わないでおきたい言葉
先見がないと思われる。時間勝負になると、最短経路で仕事をしないといけないし、そこで、迷走しては、お互いプラスにはならないし、負けを意味する。


明日はR01の図作り。
もうかなり作ったけど、まだいるらしい。。。
ノートにセロテープで貼った電気泳動のゲルをはがして、スキャナーで読み取るだけなんだけど、紙が半分背離するので、慎重に。。。
でも綺麗に剥がせたためしがない。。。
PRで1回、r01で2回目。薄い紙だと穴が空く。。。

プレリミのデータ付の申請書はgoodと思う。
よく考えた上で仕事をするという意味で。



そして、セミナーの練習。
まだ図は未完成
ってか、またもやlast minutesか。。。

だって、今の仕事負けたくないからどうしても今の仕事優先に。。。


これらは、仕事(結晶作り)の合間にこそこそっと。。。
はぁ。。。まぁでも今の仕事を論文にしたら少し気が休まるかも。
いいところだったら今度は1年ぐらい安泰だしね。。。
3本同時って。。。賞味期限も短くなり。。。次のネタ探しに走り回り。。。


もう早く寝よっと。。。もうすぐ深夜の2時だし
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