ジャニーズ事務所がライブ配信サービス「SHOWROOM」とタッグを組み、オリジナルのバーチャルキャラクターをデビューさせた。ジャニーズ事務所としてネットに本格的に取り組む新しい取り組み。2019年2月19日以降、毎日21時30分頃からSHOWROOMでライブ配信を行っている。

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 今回デビューしたバーチャルアイドルは、「海堂飛鳥(かいどう あすか)」と「苺谷星空(いちごや かなた)」。高校に通いながらアイドル活動をし、日々、歌やダンスのレッスンに励む現役高校生という設定だ。

 SHOWROOMの前田裕二社長のプロデュースの下、演者(CV)は関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ男子」の藤原丈一郎を海堂役に、大橋和也を苺屋役に抜擢。キャラクターデザインは、10代の女子に人気が高いクリエイターユニット「HoneyWorks」のイラストレーターのヤマコが担当した。また、、動画配信には「AniCast」というVRアニメ制作ツールを採用。従来のように大がかりなモーションキャプチャーシステムがなくても、VRゴーグルと手に持つコントローラーだけで、キャラクターの体の向きや動き、表情を変えられるようにした。これによって、なにわ男子としての活動もある藤原と大橋でも毎日配信ができる。

「海堂飛鳥(かいどう あすか)」(左)と「苺谷星空(いちごや かなた)」(右)
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「海堂飛鳥(かいどう あすか)」役の藤原丈一郎
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「苺谷星空(いちごや かなた)」役の大橋和也
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