引き出す | 伊藤和磨オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 なにかうまくいかないとき、多くのアスリートは何かが足りないと思い、何かを足そうとする。

力が足りない。スピードが足りない。
だから、それを補おうと頑張る。

 けれども、実際には能力を引き出すための「感覚」を掴めていないことが非常に多い。

 脳は身の安全を優先して、なにかと抑制的に働く性質がある。
 何かの原因で感覚にズレが生じていると、脳が無意識下でブレーキをかけるので、本人が頑張っているつもりでも運動出力が低下してしまう。

「力を発揮して大丈夫だ」と、脳を安心させるインプット(感覚刺激)を得られたら、運動制御のスイッチが抑制から活性へと切り替わってパフォーマンスが驚くほど向上する。
 その究極が火事場の馬鹿力であり、いわゆるZONEである。

 古来から、武闘家たちが雑念を消して、感覚=インプットを研ぎ澄ませることに没入したのは、脳から最適なアウトプット(運動)を引き出すためである。
 そうなれば、変化に呼応して身が自然と動いてくれる。一時的でも無敵な状態になる。

 この若武者も、様々な方法で感覚を高めている最中。
未開の能力が山ほどある。
 生来のポテンシャルを引き出せれば、自ずと結果がついてくるだろう。
 



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