トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

仲間由紀恵が不倫妻に挑戦 復帰後初の連ドラ「偽装不倫」7月スタート

2019年5月21日 紙面から

年下男性と不倫する優秀で真面目な女性・葉子を演じる仲間由紀恵

写真

 女優の仲間由紀恵(39)が、日本テレビ系7月スタートの新水曜ドラマ「偽装不倫」(午後10時)で不倫する人妻役に初挑戦する。出産から復帰後初の連ドラ出演で、主演の杏(33)とも初共演。同局ドラマの代表作「ごくせん」で熱血教師“ヤンクミ”を演じて視聴者を魅了した仲間が新境地を見せる。

 仲間は、主人公・鐘子の姉・吉沢葉子役。コンサルティング会社勤務の優秀でまじめな女性で、イケメンのエリート商社マンと電撃結婚。誰もがうらやむ生活を手に入れたが、既婚とウソをついて“偽装不倫”する妹とは逆に独身と偽り、天真らんまんな年下ボクサーと“本物の不倫”をしてしまう。

 仲間は「最初にこの話がきた時は『ごくせん』をやっていた手前“年下は生徒”というイメージがあって、生徒と不倫?みたいな」とコミカルに回想。「驚いてもらえる役をいただけたので楽しんでやりたい。思いっきり年下の子に甘えていきたい」と意気込んだ。

 「ごくせん」からタッグを組む加藤正俊プロデューサーも「仲間さんにまさか不倫する役をオファーする日が来るなんて感慨深い。今まで見たことのない仲間由紀恵を見たい」と話した。

 不倫する心情について「分からない。どうやってお伝えすればいいのかな?」と戸惑いもみせた仲間。一方で演じる葉子について「自分で決めて歩んでいけるけど、振り返った時に良かったのかな?と不安になるあたりは私と似ている。本当の幸せをつかんだのだろうか?と悩んで立ち止まっている。その気持ち分かるっていう部分はある」と共感も示した。

 東村アキコさんの原作漫画も読み「先生のお話は全然ドロドロしていない。明るいコメディータッチのラブストーリー」と従来の不倫イメージとの違いも実感。「台本に忠実に演じていけばきっと何か見つかる」と期待を膨らませた。

◆同じ子育て中のママ、主演・杏と姉妹役で初共演

 仲間は昨年6月に双子の男児を出産。今年1月1日放送の「相棒season17元日スペシャル」(テレビ朝日系)で女優復帰した。

 杏も双子の女児と男児の3人を育てながら仕事をこなしており、仲間は「先輩のような“神”みたいな感じで見ている。年下だけどすごくしっかりしているので、頼りがいのある妹だなと感じている」とコメント。「東村先生の作品はオタクなものを持っている登場人物が多い。私が思っていた以上に杏ちゃんの中にオタクな部分がある。すごく楽しく姉妹役をやらせてもらっている」

 「ごくせん」で教師と生徒役として共演したKAT-TUN亀梨和也(33)とは「音楽番組で一緒になったりすると、もうホント立派になって。ようしゃべるなぁ~と思いながら見ている」と“ヤンクミ”の顔ものぞかせた。

 「時間が許せばドラマも舞台も映画もライブみたいなものも挑戦していきたい。アクションやサスペンスなど、家族や家庭とは真逆の役にもどんどん挑戦したい」

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ