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【サッカー】

冨安「楽しい1年」 欧州2年目 急成長遂げ帰国

2019年5月21日 紙面から

今季全日程を終えて帰国した冨安=成田空港で(松岡祐司撮影)

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 サッカーのベルギー1部・シントトロイデンの日本代表DF冨安健洋(20)が20日、今季の全日程を終え、成田空港着の航空機で帰国した。今年1、2月のアジア杯(UAE)期間中を除くリーグ戦、プレーオフの計全37試合にフル出場。大ブレークした欧州2年目を振り返り、冨安は「大きな転機になった1年。僕自身、本当に楽しく1年間を過ごせた」と充実の表情だった。

 マーク・ブレイス監督に能力を見いだされ、3バックの一角で頭角を現した。持ち前の対人守備の強さ、パス配球力が磨かれ、今では「ベルギー屈指のタレント」と評されるほど。昨年9月に日本代表デビューを飾ると、アジア杯では20歳ながら不動のレギュラーとして君臨した。急成長を遂げた冨安は「より大きな舞台で試合に出る経験ができたので、メンタル的にも成長できているかな」と自信をにじませた。

 冨安に対する欧州での評価、市場価値は高まり、クラブ関係者によると、今夏の移籍市場でよりレベルの高いリーグ、規模の大きなクラブへ移籍するのは確実。冨安自身も「もしステップアップするチャンスがあれば、チャレンジしたい」と野心を隠さなかった。 (松岡祐司)

 

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