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「た」行の違和感
日本語の「あ」行をローマ字にしてみると
「あいうえお」→「aiueo」
か行以降はそれぞれ、k,s,t,n,h,m,y,r,wを子音として、その後に母音を入れる事で成り立ちます。
「かきくけこ」→「ka ki ku ke ko」となっています。
しかし、
「ta ti tu te to」を素直に日本語に直そうとすると「た てぃ とぅ て と」になるような気がします。
事実、英語の発音記号では、「ち」は別の発音記号が使われています。
「たちつてと」という5つの音はどういふうに成立したのでしょうか?
t +母音 ではないきがするのですが・・・
投稿日時 - 2011-02-23 20:23:08
>>「たちつてと」という5つの音はどういふうに成立したのでしょうか?
t +母音 ではないきがするのですが・・・
下記の3「チツヂヅジズの変化」をご覧下さい。
http://www.slidefinder.net/i/iujl/18657237
纏めると次のようになります。
1。平安中期まで、t + 母音
2。16世紀初頭から、破擦音化が起こって [tu] が [tsu] になり、[ti] [tsi] (この s は、発音記号では、s の上と下の端を握って引き伸ばしたような s)になります。
言い換えれば、[ti] がいまの「ち」、[tu]が、いまの「つ」の発音に変った訳です。
3。別の言葉で言うと、内閣訓令式のローマ字書き(ta,ti,tu,te,to)は平安中期までの発音を示し、ヘボン式のローマ字書き(ta,chi,tsu,te,to)は、16世紀初頭以後の発音を示しています。
投稿日時 - 2011-02-24 08:54:28
ありがとうございました
投稿日時 - 2011-02-24 21:14:40
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回答(5)
日本人は耳が悪いというか音声の違いをよく聞き分けられません。
で、子音の数が少ないです。
日本人は理数系に強いし、文系だって俳句や短歌など素晴らしい文化をもっていて内容律はあるんだけど、発音がダメだ。
たちつてとというのはその典型みたいなものです。
たちつてとは三つの発音がごちゃまぜになっています。
「たてと」はTの発音です。
「ち」はちゃちちゅちぇちょであってCHの発音です。
「つ」はつぁつぃつつぇつぉであってTSの発音です。
投稿日時 - 2011-02-24 07:04:31
ありがとうございました
投稿日時 - 2011-02-24 21:14:07
既にある音に無理矢理当てはめただけですからね。
chiと書くか、tiと書くかは大した違いが無いと思います。
tに母音をくっつけると、書いた時にすっきりするというだけだと思います。
そもそも、「あ」と"a"は同じかといえば、まずそこから違う気もします。日本語も一通りではありませんし。
英語でも、例えば"ta"は必ず同じ音で発音するわけではありませんよね。
だから状況や相手のバックグラウンドなどで色々な書き方が生まれるわけで、何が正解と決めるのはナンセンスだと思います。その場で通じる書き方が正解。
例えば"Jun'ichi"とか。色々工夫してみるわけです。
投稿日時 - 2011-02-23 20:41:33
ありがとうございました
投稿日時 - 2011-02-24 21:13:37