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【ドラニュース】

藤嶋、上原から引退メール届いた 「僕も夢を与えられる存在に」

2019年5月21日 紙面から

ナゴヤ球場で取材に応じる藤嶋=ナゴヤ球場で(長森謙介撮影)

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 巨人・上原浩治投手(44)が現役引退の会見を開いた20日、親交のある竜戦士が心の内を語った。中日・藤嶋健人投手(21)は上原のように夢を与えられる存在になると誓い、松坂大輔投手(38)は寂しさを隠せなかった。

 憧れの人が引退-。そんな報道を真正面から受け止めた。ナゴヤ球場に姿を現した藤嶋。「朝、新聞を見て知りました。でも僕にとってすごい人であることは変わりません。上原さんには夢をもらったので、僕も夢を与えられるような存在になりたいです」と語った。

 昨季、3勝を挙げ頭角を現した右腕。そのきっかけが上原を参考にした投球フォームだった。連絡先を交換し、助言をもらったこともある。さかのぼれば中学3年の8月、野茂英雄さんが主催する中学生選抜チーム「NOMOジャパン」に選出され赴いた米国遠征で初対面した。メジャーリーグの試合を生観戦した際、当時レッドソックスに所属していた上原と1枚の写真に納まった。

 引退を知り、どんな言葉を送ろうかと悩んでいるところに上原本人からメールが届いたという。「1軍で会えるのを楽しみにしてたけど、俺は今日で引退するわ。気にしてるから頑張れよ。何かあったらいつでも連絡してこい」。21歳にはこの上ない喜び。「まさか僕なんかに連絡をしてくれるなんて…」と感激しきりだった。

 

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