迫害を恐れ、イラク人が難民認定求め提訴
帰国すると迫害される恐れがあるのに、日本政府が難民申請を認めないのは不当だとして、イラク人の男性が大阪地裁に訴えを起こしました。
訴えによりますと、イラク人の男性(29)は父親がフセイン元大統領の支持者だったため、イラク戦争で政権が崩壊してから反フセイン派に拘束され拷問を受けました。男性は知人を頼って来日し、おととし日本政府に難民申請をしましたが「迫害の恐れは認められない」として却下されたため、却下の取り消しを求める訴えを起こしました。
【原告代理人・高谷滋樹弁護士】
「イラクで行われているのは猛烈な戦犯狩り。フセイン政権に属していた人の境遇への配慮が日本政府がやり残した課題だと思う」
男性は会見で「日本は安全でイラクは安全ではありません。日本に滞在したい」と訴えました。