【ゴルフ】松山、久々に笑った! 6位浮上 「ケプカに近づきたい」2019年5月20日 紙面から
◇全米プロ<第3日>▽メジャー第2戦▽18日、米ニューヨーク州ファミングデール、ベスページ・ステートパーク・ブラックコース(7459ヤード、パー70)▽晴れ、22度、北北西5メートル▽82選手 【ファミングデール(米ニューヨーク州)共同】10位で出た松山英樹(27)=レクサス=が5バーディー、3ボギーの68をマークし、通算4アンダーに伸ばしてトップと8打差の6位に浮上した。昨年覇者のブルックス・ケプカ(29)=米国=が70で回り、通算12アンダーで、第1ラウンドからの首位を守った。2位とは7打差。 松山が久しぶりに笑った。ドライバーショットは荒れたが、要所でアイアンと小技がさえ、上がり2ホールは連続バーディー。「この(ショットの)内容からすれば、これ以上ない結果」と納得した。 同組となった人気者のリッキー・ファウラー(米国)目当てに多くのギャラリーがついたが、松山への声援も負けてはいなかった。1番で3・5メートルのフックラインを沈めてバーディー発進。2番パー4では深い茂みからの第2打が数ヤード進んだだけという大ピンチだったが、ボギーに収めた。4番パー5で第3打をバックスピンで1・2メートルにつけてバーディー。後半も13番で2・5メートルを沈めた。そして17番パー3は実質196ヤードを5番アイアン(I)で4メートルにつけ、最後は144ヤードの打ち上げを8番Iで2・5メートルに寄せた。 生命線のアイアンショットはここ2年ほど、切れ味をなくして優勝争いに絡めなかったが、ようやく本来のさえを取り戻した。「いろいろなトラブルありながらも、3日間で一番バーディーが多かった。なかなかビッグスコアを出しにくいコースだが、最終日はなんとか伸ばしてケプカに近づきたい。自分のやれることをやって終わりたい」と満足そうに話した。
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